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MMWR抄訳

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2004/08/27Vol. 53 / No. 33

MMWR53(33):770―771
West Nile Virus Activity - United States, August 18-24, 2004

西ナイルウイルス活性―アメリカ,2004年8月18~24日

2004年8月18―24日、西ナイルウイルス(WNV)症例は、アラバマ、アリゾナ、カリフォルニア、コロラド、コネチカット、フロリダ、ジョ―ジア、イリノイ、ケンタッキ―、ミネソタ、ミシシッピ、ミズ―リ、ネバダ、ニュ―メキシコ、ノ―スカロライナ、サウスダコタ、テネシ―およびウィスコンシン州にて154例が報告され、2004年の症例数は32州で計843例となり、うち304例(36%)がアリゾナ州での発症であった。843例中469例(56%)が男性で、年齢中央値は50歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―8月17日、死亡例は20例(カリフォルニア6、アリゾナ4、コロラド/ミシシッピ/テキサス各2、フロリダ/アイオワ/ルイジアナ/オハイオ各1)であった。西ナイルウイルス血症推定ドナ―例(PVD)は77例(アリゾナ36、カリフォルニア16、ニュ―メキシコ7、テキサス6、フロリダ/サウスダコタ各3、コロラド/ウィスコンシン各2、アイオワ/ミズ―リ各1)報告され、そのうち2例(66、69歳)はその後neuroinvasive疾患を、12例(22―73歳)は西ナイル熱を発症した。2004年には、40州より死亡カラス2,961羽と他の死亡鳥類514羽、28州にてウマ、2州にてイヌにおけるWNV感染が報告されている。また、11州よりセンチネル鶏474群のWNV抗体陽転、31州より3,526のWNV陽性蚊プ―ルが報告されている。

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