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MMWR抄訳

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2003/11/21Vol. 52 / No. 46

MMWR52(46):1132- 1132
West Nile Virus Activity - United States, November 13-19, 2003

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2003年11月13日~19日

2003年11月19日午前3:00(Mountain Standard Time)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータの概要を示す。アメリカでは2003年11月13-19日にWNV感染例が17州から77例報告され、うち5州(アリゾナ、デラウエア、ルイジアナ、オハイオ、テキサス)の5例が死亡した。同時期、死亡鳥類98羽、ウマ21頭、イヌ1匹、未確認動物種1匹、蚊100プールでWNV感染が報告された。2003年のWNV感染例は計8,470例(コロラド2,477、ネブラスカ1,727、サウスダコタ989、テキサス526、ノースダコタ422、ワイオミング339、ペンシルベニア225、モンタナ222、ニューメキシコ202、ミネソタ144、アイオワ142、オハイオ108、ルイジアナ105、カンザス88、オクラホマ75、ニューヨーク67、ミシシッピ62、ミズーリ59、メリーランド56、イリノイ50、ジョージア42、インディアナ37、アラバマ33、フロリダ32、ニュージャージー31、アーカンソー25、ノースカロライナ/テネシー各24、バージニア23、デラウエア/マサチューセッツ各16、ケンタッキー14、ウイスコンシン13、コネチカット12、ミシガン11、アリゾナ8、ロードアイランド7、ワシントンDC/ニューハンプシャー/バーモント各3、カリフォルニア/ネバダ各2、アイダホ/サウスカロライナ/ユタ/ウエストバージニア各1例)報告されている。人口統計学的データが得られた8,333例(98%)中4,399例(53%)は男性で、年齢中央値は47(1ヶ月-99)歳、発症日は3月28日-11月1日であり、死亡例は189例(コロラド45、テキサス27、ネブラスカ21、サウスダコタ13、ニューヨーク/ワイオミング各8、ペンシルベニア7、メリーランド/ミズーリ各5、ジョージア/アイオワ/カンザス/ルイジアナ/ミネソタ/ニューメキシコ/ノースダコタ/オハイオ各4、アラバマ3、デラウエア/インディアナ/モンタナ/ニュージャージー各2、アリゾナ/イリノイ/ケンタッキー/ミシガン/ミシシッピ/テネシー/バージニア各1例)であった。推定WNVウイルス血症血液ドナーは724例で、うち626例(86%)は西部および中西部の9州(コロラド、カンザス、ネブラスカ、ニューメキシコ、ノースダコダ、オクラホマ、サウスダコタ、テキサス、ワイオミング)から報告された。完全なデータが得られた593例中6例(28-76歳)はneuroinvasive disease、96例は西ナイル熱を発症した。さらに42州、ワシントンDC、ニューヨーク市で死亡鳥類11,213羽、41州でウマ4,105頭、イヌ27匹、リス17匹、ネコ1匹、未確認動物種32匹、38州、ワシントンDC、ニューヨーク市で蚊7,702プールにおけるWNV感染が報告されている。

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