ホームIMICライブラリMMWR抄訳2004年(Vol.53)西ナイルウイルス活性-アメリカ,2004年10月2・・・
2004/10/29Vol. 53 / No. 42
MMWR53(42):996-996
West Nile Virus Activity - United States, October 20-26, 2004
2004年10月20日―26日、16州(アリゾナ州、カリフォルニア州、フロリダ州、アイオワ州、ケンタッキー州、ルイジアナ州、ミシガン州、ミシシッピ州、ミズーリ州、モンタナ州、ネブラスカ州、ニューヨーク州、オハイオ州、サウスダコタ州、テキサス州、ユタ州)より西ナイルウイルス(WNV)疾患80症例がCDCに報告された。2004年には、40州およびワシントンDCよりWNV疾患2,231症例がCDCに報告された。このうち710例(32%)はカリフォルニア州、379例(17%)はアリゾナ州、276例(12%)はコロラド州からの報告であった。データが入手できた2,201例中1,289例(59%)は男性で、年齢中央値は52歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―10月15日であった。73例が死亡した。西ナイルウイルス血症ドナー推定例(PVD)は196例で、このうち73例(37%)はカリフォルニア州、38例(19%)はアリゾナ州からの報告であった。PVD196例中3例(35歳、69歳、77歳)はその後neuroinvasive疾患を、46例(年齢中央値:52歳、17―73歳)は西ナイル熱を発症した。2004年には、45州とニューヨーク市より死亡カラス5,416羽と他の死亡鳥類1,316羽、36州より馬、1州よりコウモリ1匹、3州より犬9匹、2州よりリス6匹、9州より未確認動物種14匹におけるWNV感染が報告された。
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