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MMWR抄訳

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2016/02/05Vol. 65 / No. 4

MMWR65(4):86-87
Advisory Committee on Immunization Practices Recommended Immunization Schedules for Persons Aged 0 Through 18 Years — United States, 2016

Advisory Committee on Immunization Practicesの推奨する0~18歳の予防接種スケジュール ― アメリカ、2016年

2015年10月、Advisory Committee on Immunization Practicesは2016年の0~18歳に対する予防接種の推奨スケジュールを承認した。前回からの変更点として、ワクチンの順番が推奨される年齢により集団接種となり、 Haemophilus influenzae b型(Hib)ワクチンの接種が5~18歳、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種が9~10歳のそれぞれハイリスク例に対して追加推奨された。また、B群髄膜炎菌ワクチン接種が追加され、10歳以上のハイリスク例および16~23歳に対する接種が推奨された(16~18歳での接種が望ましい)。また、接種の開始が遅れた、または1カ月以上接種が遅れた4カ月齢~18歳を対象としたキャッチアップ接種スケジュールでは、7歳以上に対するTdap(破傷風、ジフテリア、非細胞性百日咳)の2回目および3回目接種の欄にTdap/Td(破傷風、ジフテリア)が追加された。脚注では、1) B型肝炎ウイルス(HepB)ワクチンについては、B型肝炎ウイルス表面抗原(HBsAg)陽性の母親から生まれた乳児に対し、ワクチン接種後の血清検査の時期をより明確にし、CDCが推奨する接種後血清検査の実施間隔を示し、2) DTaP(ジフテリア、破傷風、無菌性百日咳)ワクチンについては、4回目のワクチンを不注意から早く接種した場合の対応をより明確に示し、3)不活化ポリオワクチンについては、経口ポリオワクチンのみを接種した場合と4歳までに全ての接種を終えた場合の接種について更新された。また、4)髄膜炎菌ワクチンについては、B群髄膜炎菌ワクチン接種の推奨を追加し、臨床的判断として16~23歳のハイリスク例への接種を推奨し、5) HPVワクチンに関しては新しいワクチンの名称を反映させ、また、性的虐待のある場合は9歳から接種を開始することが追加された。

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