2003年8月6日午前3:00(Mountain Daylight Time)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータの概要を示す。アメリカでは2003年7月31日－8月6日に13州(コロラド、アイオワ、カンサス、ケンタッキー、ルイジアナ、ミネソタ、ミシシッピ、ネブラスカ、ニューメキシコ、ノースダコタ、オハイオ、サウスダコタ、テキサス)でWNV感染例109例が報告され、うち4例(アラバマ、コロラド、テキサス)が死亡した。同時期、死亡鳥類622羽、ウマ191頭、イヌ1匹、未確認動物種4匹、蚊359プールでWNV感染が報告された。2003年のWNV感染例は計153例で、コロラド州(72例)、テキサス州(19例)、ルイジアナ州(15例)、サウスダコタ州(8例)、オハイオ州(7例)アラバマ州(6例)、ネブラスカ州(6例)、フロリダ州(4例)、ミネソタ州(4例)、ミシシッピ州(4例)、アイオワ州(2例)、ニューメキシコ州(2例)、カンサス州(1例)、ケンタッキー州(1例)、ノースダコタ州(1例)、サウスカロライナ州(1例)において報告されている。人口統計学的データが得られた150例(98%)中81例(54%)が男性で、年齢中央値は45歳(17ヶ月－87歳)であった。さらに36州で死亡鳥類1,770羽、22州でウマ282頭、その他イヌ3匹と未確認動物種5匹、20州で蚊1,038プールにおけるWNV感染が報告されている。