ホームIMICライブラリMMWR抄訳2014年(Vol.63)最新情報:エボラウイルス病のアウトブレイク ― 西・・・
2014/10/31Vol. 63 / No. 43
MMWR63(43):978-981
Update: Ebola Virus Disease Outbreak — West Africa, October 2014
2014年10月22日に更新された最新のWHOの発表によると、10月19日現在、西アフリカでエボラ発症数の多い3カ国(ギニア、リベリア、シエラレオネ)における総症例数は9,911例であり、リベリア(4,665例)、シエラレオネ(3,706例)、ギニア(1,540例)の順であった。9月28日~10月18日に報告された症例の地理的分布は、8月31日~9月23日に報告されていた分布から変化が認められ、もっとも症例数の多い地域はリベリアの首都モンロビア周辺およびボン郡、シエラレオネの首都フリータウンおよび北西部の郡、ギニアのマセンタ郡となっている。10月18日における累積症例の分布では、発症率が高い(10万人あたり100例超)地域はギニアのゲケドゥおよびマセンタ、リベリアのボミ、ボン、ロファ、マージビ、およびモンセラード、シエラレオネのボンバリ、カイラフン、ケネマ、およびポートロコである。2014年の西アフリカにおけるエボラアウトブレイクに関する最新情報はhttp://www.cdc.gov/vhf/ebola/outbreaks/guinea/index.htmlにて、アウトブレイクに対する最新の臨床ガイドラインの情報はhttp://www.cdc.gov/vhf/ebola/hcp/index.htmlにて入手可能である。
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