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MMWR抄訳

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2006/11/10Vol. 55 / No. 44

MMWR55(44): 1204-1205
West Nile Virus Activity - United States, January 1-November 7, 2006

西ナイルウイルス活性-米国、2006年1月1日~11月7日

この報告は、2006年11月7日山岳部標準時午前3時のArboNETを通じて、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)調査データを要約している。合計41州とコロンビア特別区は、ヒトWNV病3,830症例をCDCに報告した。入手データ合計2,093(55%)症例は男性に発症し、患者の年齢中央値は51歳(範囲:3ヵ月~99歳)であった。発症日は1月6日から10月22日の範囲であり、合計119症例が死亡した。2006年には、合計306症例の推定西ナイルウイルス血症ドナー(PVDs)がArboNETに報告されており、42症例はネブラスカ、33症例はテキサス、26症例はコロラド、24症例はユタ、20症例はルイジアナ、15症例はカリフォルニア、各13症例はアリゾナとオクラホマ、12症例はサウスダコタ、各11症例はカンサスとノースダコタ、各10症例はアイオワ、ミシシッピ、ウィスコンシン、各7症例はインディアナとオハイオ、6症例はアイダホ、各5症例はミネソタとバージニア、各4症例はケンタッキー、ミズーリ、モンタナ、各3症例はイリノイとネバダ、2症例はミシガン、各1症例はアーカンソー、メリーランド、ニューヨーク、オレゴン、ペンシルバニア、ワイオミングの州から報告された。306名のPVDsのうち、3名(年齢中央値:73歳[範囲:26~74歳])はその後神経侵襲性疾患、2名(年齢中央値:45歳[範囲:41~49歳])は他の疾患、65名(年齢中央値:47歳[範囲:17~71歳])は西ナイル熱を発症した。さらに2006年には、42州とニューヨーク市でWNV感染した死亡カラス3,214羽およびその他の死亡鳥類745羽が報告された。また、WNV感染は34州でウマ、カンサス州でリス1例、ノースカロライナとワイオミング州で未確認動物2例が報告された。WNVセロコンバージョンは、12州で846の感染検知用ニワトリ群に報告され、合計10,759のWNV陽性蚊プールは38州、コロンビア特別区、およびニューヨーク市で報告された。

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