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MMWR抄訳

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2017/12/08Vol. 66 / No. 48

MMWR66(48):1327-133
Progress Toward Global Eradication of Dracunculiasis, January 2016–June 2017

メジナ虫症の世界的根絶への進歩、2016年1月~2017年6月

メジナ虫症(ギニア虫症)は、糸条虫Dracunculus medinensisによる寄生虫症であり、幼虫を媒介するミジンコ類を含む澱み水の飲水により感染する。1980年、CDCはメジナ虫症の世界的根絶のキャンペーンを開始した。1986年には世界保健総会にてメジナ虫症の世界的根絶を目標とすることが宣言され、カーター・センター、WHO、UNICEF等により世界的根絶プログラムが実施されている。患者数は1986年にはアフリカおよびアジア20カ国で年350万例と推定されたが、2015年には4カ国(チャド、南スーダン、エチオピア、マリ)、22例にまで減少した。最新のサーベイランスデータでは、2016年の報告数は3カ国にて計25例、内訳はチャド16例、南スーダン6例、エチオピア3例であった。2017年1~6月はチャドにて8例が報告されたのみである。12カ月以上継続して患者の発生がなければ感染伝播が遮断されたとされ、その後3年以上、適切な全国的サーベイランスによっても発生が認められなければ根絶と認定される。2016年1月の時点で、WHOは198の国や地域を清浄と認定している。チャド、南スーダン、エチオピア、マリの4カ国は感染国、ケニアおよびスーダンは認定の前段階にあり、アンゴラおよびコンゴ民主共和国では1980年以降、発生が報告されたことはなく、認定の申請準備を進めているところである。一方、2012年にチャドにて初めてイヌのメジナ虫感染が報告され、2016年にはヒヒ、イヌ、ネコの感染が報告されている。これら感染動物への対応や国の政情不安も根絶の障害となっている。メジナ虫症の世界的根絶のためには、引き続き積極的なサーベイランスや検出、患者の管理が重要である。

References

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