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MMWR抄訳

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2014/12/05Vol. 63 / No. 48

MMWR63(48):1133-1136
Respiratory Syncytial Virus — United States, July 2012–June 2014

RSウイルス(Respiratory Syncytial Virus) ― アメリカ、2012年7月~2014年6月

RSウイルス(RSV)は乳幼児に下気道疾患を起こし、アメリカでは毎年、5歳未満児における57,527件の入院と210万件の外来受診に関与するとされる。RSウイルスは一般的に季節的流行を繰り返すが、RSVシーズンの正確な開始時期と期間は地域と年によって異なる。CDCはNational Respiratory and Enteric Virus Surveillance System (NREVSS)のデータからRSV流行動向(開始、終息、ピーク、期間)について解析した。なお、フロリダ州はシーズンが他地域と異なるため、分けて報告する。2012年7月~2013年6月に計504検査機関から少なくとも1週以上のRSV陽性報告があり、そのうち基準に合致する41州の178機関における計292,285検体の検査で、16%がRSV陽性であった。2012-13年のRSVシーズンは、全国平均では2012年10月27日で終わる週~2013年3月30日までの23週間で、陽性率のピークは2013年1月5日で終わる週(25%)であった。アメリカ合衆国保健福祉省(HHS)の10管轄地域(フロリダ州を除く)においては、10月下旬~12月下旬に始まり、12月下旬~4月下旬に終息した。各地域のピークは12月上旬~3月上旬で、期間は6~23週(中央値19週)であった。フロリダ州におけるシーズンは2012年7月21日で終わる週~2013年1月26日までであった。2013年7月6日~2014年6月28日に計408検査機関がRSV陽性例を検出し、そのうち基準に合致する33州84機関の計141,021検体の検査において、19,614検体(12%)がRSV陽性であった。2013-14年のRSVシーズンは、全国平均では2013年11月9日で終わる週~2014年3月29日までの21週間続き、ピークは2013年12月28日で終わる週(陽性率24%)であった。HHS全10地域(フロリダ州を除く)においては、10月下旬~1月下旬に始まり、1月下旬~4月下旬に終息した。フロリダ州におけるシーズンは2013年7月6日で終わる週~2014年1月25日までであった。RSVの流行動向データは医療関係者や公衆衛生担当者にとって、診断や重症呼吸器感染症リスクの高い小児に対する予防的抗体投与の時期決定に重要である。最新の情報はNREVSSのサイト(http://www.cdc.gov/surveillance/nrevss)で確認できる。

References

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