Our Work

IMICで働く

職員紹介

情報管理部 情報サービス課
2013年入職

藤嶋さん

Q1IMICへの入職動機を教えてください。

私は元々学生時代にアルバイトとして入職しました。他にもアルバイトをしていたため、無理なく働ける所を探しており、平日17時から23時の固定勤務、自宅から徒歩圏、英語力(と呼べるほどのものはありませんが)を活かせるらしい、という点に惹かれました。実は、現在の資料サービス課の業務にあたる図書館での複写部門に応募したのですが……、入職当日に急遽配属先が変わったと告げられ、現在の情報サービス課で働くことに! 文献の画像処理やデータ入力・OCR処理された文章の校正等、初めての作業ばかりでしたが、ベテランのスタッフにみっちり教えていただき、比較的スムーズに習得できたように思います。緻密な作業とアットホームな雰囲気が気に入っていたので、職員登用のお話をいただいた際には、有り難くお受けしました。職員となった現在も、アルバイトへの作業説明や、自ら作業遂行する際に、当時の経験が非常に役立っています。

Q2現在の仕事内容について教えてください。

情報サービス課の業務は一言で表すと「何でも屋」。I-disの管理・運営、著作権ライセンス処理代行、文献の画像や出典情報のデータ作成など、業務の幅が広く、財団外の方はもとより、財団内部の人にも説明が最も難しい部署かも知れません。私の仕事の大半はI-disの運営管理です。I-disは主に製薬企業向けに開発された医薬品情報データベースで、利用方法や登録コンテンツはお客様ごとに様々です。データベースのシステムだけをご提供する、いわゆる「箱貸し」の場合もあれば、コンテンツとなるデータ作成から登録までをIMICで代行する場合もあります。私の担当企業は文献収集からデータ作成までを一任して下さっているお客様がほとんどで、受付から、データ作成、I-disへの登録、検品、売上計上まで、一連の作業に携わっています。資料サービス課で複写された文献を使用し、医薬情報部で作成された医薬品データを併せて登録することも多く、I-disを開発したシステム開発課に動作確認を依頼することもありますので、他課との連携も大事な役目です。また、お客様を直接サポートする機会も多々あります。I-dis業務の窓口として日々エンドユーザー様からのお問い合わせに対応し、打ち合わせにてご用件をお伺いすることもあるので、お客様側の社内連携に携わることもあります。財団内外を問わず、様々な人のハブとして一翼を担うことができるのが、当課の魅力の一つです。

Q3今の仕事の中で心がけていることは何ですか?

業務遂行について言えば、常にぬかりなく勤しむよう心がけています。納品物全体に目を通し、気になる点があれば、自分の担当業務範囲外であっても担当部門へ必ず確認をしてから、お客様へ納品するようにしています。どの部署の納品物か、ということはお客様からの立場からすれば関係なく、IMIC全体の信頼に関わると考えるからです。また、財団内外問わず、人との接し方には常に気を配っています。IMICに職員として採用される前は、10年程、スポーツクラブでアルバイトをしており、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層への水泳指導および外国人会員のための通訳・翻訳業務に携わっていました。様々なバックグラウンドを持つ人に、いかに分かりやすく話をするか、は長年のテーマです。また、私は極度の人見知りで、簡単な質問をするのも気後れしてしまう性格なので、入職当初に(今も?)かなり苦労しました。私のような人はあまり居ないかも知れませんが、どんな質問や意見にも出来る限り穏やか且つ丁寧に対応し、周りの人が働きやすい環境を作りたいと考えています。

Q4一日の業務の流れを教えてください

私の一日はまずメール確認から始まります。個人および各業務用アドレス宛てに届いたメールを整理し、適宜対応します。前述の通り、当課はI-dis窓口の役割もあるため、受信メール数が非常に多く、それらを適切に処理するのは、意外と大変です。メール確認後は、担当各社のI-dis登録文献のうち、文献の出典情報等の更新が必要なものを一通り確認し、更新および文献手配の処理を適宜進めます。常に新鮮な情報をお客様に提供する目的はさることながら、業務で使用する各ソフトやデータベースを毎朝開くことで、不具合等の発生有無確認にも繋がります。私の業務は成果物の最終確認が中心で、それらは午後に発生することが多く、午前中は、前日迄にやり残した作業や、期日が遠い作業を進めます。午後は曜日によって異なりますが、登録する文献の受付、データの作成およびチェック、I-dis登録などの作業を行う傍ら、メールおよび電話での問い合わせ対応も退社寸前まで怠りません。遅くまで勤務する日もありますが、新しく始まったフレックスタイム制度では、10時〜15時のコアタイム以外は出退勤の時間を自由に調整できるので、業務量が少ない日は勤務時間を短くする等、工夫しています。

Q5職場の雰囲気や上司・同僚の様子について教えてください。

その時々の在籍課員によって雰囲気はかなり変わって来ましたが、現在は毎日誰かしらがテレワークしていて、比較的静かです。また、IMICの職員は穏やかな方が多いので、和やかな環境で落ち着いて業務に取り組むことができます。

Q6業務に関連する教育研修について教えてください。

ビジネスマナーやスキルについては外部研修が充実しており、自身に必要と考えるものを各自が選んで受講することができます。財団内では、全従業員を対象に、IMICで働く上で基本となる、個人情報保護やハラスメント防止等の定期教育があります。専任職員は医学薬学関連の基礎研修の受講が必須です。その他、希望者は、業務に役立つ研修や講演会に随時出席できるので、経歴に関係無く、必要な知識を身に付け、成長できる環境が整っています。

Q7今、仕事以外で夢中になっていることを教えてください。

私にはオン/オフの切り替えという概念がなく、常にオンの状態です。毎日プールで運動し、週に1回は映画館に足を運びます。大学までは趣味で音楽活動をしていたので、ライブ鑑賞や、弾き語りも楽しみの一つです。当面は遠出しにくい状況が続きそうですが、旅行も好きで、行く先々で様々なものを見聞きし、普段は出会う機会のなさそうな人々の話を聞くことが、何よりの気分転換です。コロナ禍のため活動休止中ですが、週末には病院でボランティア活動をしています。仕事外でも出来るだけアンテナを広く持ち、仕事に活かせそうなことがあれば、積極的に情報を収集しています。

入職者へのメッセージ

入職を希望される方へのメッセージ

情報サービス課で働く職員は多種多様です。専門知識が必要な部署ではなく、前述の通り、業務の幅が非常に広いので、どのような経歴の方でも活かせるものがきっとあります。また、何事においても強要されることが少ない職場で、バリバリ働きたい人も、育児や介護などの時間を大切にしながら働きたい人も、各々の姿勢で働くことができます。個人的には、人間関係について不必要な干渉がなく、各自の心地よい距離感で同僚や上司と接することができる点が一番のポイントです。IMICでの仕事に興味を持った方は、是非門を叩いてみて下さい。

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