Our Work

IMICで働く

職員紹介

学術事業部 翻訳課
2007年入職

三角さん

Q1IMICへの入職動機を教えてください。

大学の専攻は英語でも医薬でもなかったのですが、文章を読んだり書いたりするのが好きで、漠然と翻訳がやりたいな、と考えていました。中でも自分が最も興味の持てる分野が医薬だったので、前職で営業事務の仕事をしながら翻訳の学校に通い、そこで医薬翻訳の基礎を学びました。そんな中、派遣会社の求人を見ていたらIMICの翻訳課で2か月の短期の募集がされていたので、迷いなく応募しました。未経験だったので、たとえ短期でも必ず経験につながると思ったのです。

Q2現在の仕事内容について教えてください。

翻訳課の仕事は大きく分けてハンドリングや進捗管理を行うコーディネートと、翻訳チェックの2つがあります。私を含め、課のスタッフはほとんど全員、そのどちらにも関わっています。私はコーディネート業として、製薬企業の社内用文書を英文和訳するプロジェクトを担当しておりますが、他には論文抄録の和訳、海外で発生した医療機器の不具合等の情報を日本の当局(PMDA)に報告するための報告書、一般向けに薬の情報が分かりやすく説明された「くすりのしおり」の英語版などについて、チェックや作成を行っています。あとは翻訳支援ツールを使用した業務改善に取り組むなど、翻訳業界の動きを情報収集しながら、IMICの翻訳課にしかできない仕事を確立できるようスタッフとあれこれ試行錯誤しています。

Q3今の仕事の中で心がけていることは何ですか?

作業者としての通常業務と係長としての現場監督の業務を、限られた時間の中でこなさなくてはなりません。忙しいとどうしても目の前の作業に没頭してしまいがちですので、1日の中で課全体の業務や課題について目を向ける時間を作るようにしています。他のスタッフとのコミュニケーションもできる限り優先するよう努めていますが、これは仕事の情報共有だけでなく、自分自身の視野を広げることにもつながっています。自分だけで考え付くこと、できることの範囲は限られているので、「こんなことできないかな」と思ったら、自分でも調べるし、周りにも問題提起するようにしています。完璧にできているとはとてもいいがたいですが、心を向けるよう常に意識しています。

Q4ワーキングマザーから見た職場はどう感じますか?

幸運なことに、十数年前の入職当初よりも子育て中の職員が増え、上司、同僚に相談しやすい環境になりましたが、時短制度やテレワークの利用については、期間や運用方法など、まだ改善点があると思います。それに対する意見やアイデアを受け入れてくれる土壌がありますので、これからも声を上げて変えていける職場ではないかと思います。

Q5時短勤務をする日のスケジュールを教えてください。

あくまで順調にいった場合ですが、こんなタイムスケジュールになります。 5:20 起床 6:20 子供起床 6:40 家族で朝食 7:10 自宅を出発→子供を保育園へ 9:00 出社 16:00 会社出発 17:00 保育園のお迎え、買い物 18:00 帰宅 19:00 子供と2人、または家族で夕食 20:00 お風呂 21:00 子供の寝かしつけ 22:00 子供が寝たら、家事と翌日の準備 0:00 就寝

Q6時間があるときに楽しむことはありますか?

職場復帰してからは、とにかく自分の時間を確保するだけでも大変で、TVもすっかり見なくなりました。最近になってようやく気持ちの余裕が出てきたので、時間を見つけて子供のためにハンドメイドをしています。昔から、既製品を見るとついつい作れるんじゃないか、と思って研究するのが好きなんです。やり始めると止まらなくて、いつのまにか夜更かししていることもあるので、要注意ですが。

入職者へのメッセージ

入職を希望される方へのメッセージ

今、翻訳業界はニューラル翻訳などの自動翻訳がどんどん進化して、職人芸だった翻訳は人の手を必要としない仕事に変わりつつあります。翻訳業界に未来はないのか?というのが、どこの翻訳会社、どの翻訳者にとっても一番の関心事になっていると思います。私個人としては、最終的に医薬の視点から間違いのない翻訳に仕上げるにはまだまだ人間の手が不可欠だと感じています。ただ、純粋な翻訳だけで勝負することは難しく、プラスアルファのサービスが求められているというのも同時に実感しています。IMICは医薬情報を専門としているので、他部署との連携や情報共有によって翻訳課の範囲内で収まらないサービスを生み出すことができます。翻訳専門の企業ではないからこそできること、学べることがあるので、とても魅力的な職場だと思います。

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