IMICで働く

部署紹介

資料サービス課

資料サービス課とはどんな部署？？

資料サービス課は、医学文献を提供する業務を担当しています。1972年のIMIC設立以降、学術雑誌、各種学会や研究会の抄録、単行本、厚生労働省の報告書などの文献を広範囲なネットワークから入手し、お客様のニーズに沿った形で文献を提供しています。

資料サービス課の仕事

受付担当では、文献複写申込の受付業務とお問い合わせの対応を主に行っています。様々な方法で送られてくる申込内容を確認し、システムに取り込んで受付を行います。システムは簡略化されていて、パソコンでの簡単な文書作成や表作成、インターネット検索ができれば、容易に業務を行うことができます。お問い合わせについては、お客様からのご質問などの回答を他チームと連携しながら行っています。ビジネスマナーに沿った丁寧な言葉遣いや対応が必要です。受付業務は、文献複写業務の「はじめの一歩」です。迅速な対応を心がけています。また、お客様の声を直接聞くことができるので、責任とやりがいのある仕事です。

手配担当では、受付された申込文献を全国各地にある図書館等の所蔵を確認し手配を行い、文献を入手することが主な業務です。所蔵調査を迅速かつ的確に行うことに重きを置き、培ってきた知識や経験を活かし、お客様に素早く文献をお届けできるよう努めています。さまざまな本の所蔵を記憶していくことでお客様に少しでも早く文献をお届けできますので、日々学ぶことが多くとてもやりがいのある仕事です。

複写担当では、依頼された文献情報を元に該当する論文を特定し、複写をしてお客様にお渡しできる製品にしています。ご依頼の論文を特定する正確性と高い品質チェックが求められます。特定が難しい場合などは実際の本やインターネットで調査します。お客様のお手元に直接届くものを扱っているので、慎重に作業することが求められ、緊張感を持って仕事ができます。

納品担当では、文献に添付する納品書、請求書、納品明細書を作成し、発送することが主な業務です。納品方法によっては出荷時間が異なるため、混入しないよう細心の注意が必要となります。お客様へお届けする前の最終地点ですので厳密なチェックを行い、高品質な商品をお届けするよう心掛けています。時間にシビアな業務ですので、一日中動きまわる事もあります。ＩＭＩＣ内では異色のガテン系かもしれません。シンプルな業務ですが、躍動感に溢れとてもやりがいのある仕事です。

資料サービス課の特徴は何ですか？他の課がいろいろな情報を提供しているのに対し、資料サービス課は文献の複写物という形ある物を提供している点が一番の特徴です。

複写物というのは雑誌等のコピーですよね。著作権等はどうしているのですか？　ご要望に沿ったかたちで、適切に処理しています。

必要な資格はありますか？医学の知識があったほうがよいのでしょうか？司書資格や医学、英語の知識を活かせる職場ですが、それらは必ずしも最初から必要なものではありません。資料サービス課での実践業務を通じて、必要なスキルを身につけることができます。

入職を希望される方へのメッセージ

組織名や業務内容から堅い仕事をイメージされがちですが、資料サービス課は財団内で一番動きのある部署です。複写という業務は財団創立当初から行われており、一番歴史ある部署でもあります。時代の流れとともに作業内容も少しずつ変わってきましたが、基本的な部分は昔から変わらず完全受注生産で、日々完結する業務です。多岐に渡る要望に応えるホスピタリティの持ち主、フットワークが軽くて効率的に行動できる方は向いていると思います。同時に複数の事をこなせる人は特に歓迎です。パワフルな熱血漢は勿論、情熱を内に秘めた静かなる闘志をお持ちの方をお待ちしております。