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2013/10/3
平成25年度 第2回IMICセミナー
「メディカルライティング講座2013 ~臨床研究論文を『読んで』・『伝える』~」
IMIC賛助会員様限定の第2回 IMICセミナーが開催されました。
今回は「メディカルライティング講座2013 ~臨床研究論文を『読んで』・『伝える』~」と題し、プレミアム医学英語教育事務所代表の西村多寿子先生にご講演頂きました。
今回も多くのユーザー様にご参加頂きました。
西村先生のメディカルライティング講座は、毎回多数のお申し込みを頂く大人気セミナーです。今回は、過去に開催した「読み方」や「書き方」から一歩進んで、『伝え方』を大きなテーマに据え、臨床研究論文を短時間で理解し正確に『伝える』方法を演習も交えてご講義いただきました。
前半は、今回のセミナーの一つ目のテーマである「読む」ことから始まりました。 論文の「読むべきポイント」を習得することからスタートし、論文を読む際の「鳥の目」と「虫の目」の視点についてお話頂きました。その後は、実際にSTROBE声明のチェックリストを参照して「短時間で効率的に読み解く」演習を行いました。
Coffee Breakを挟み、後半は二つ目のテーマである「伝える」ことに着目しました。最初に「抄録作成者の役割とは何か」ということを学び、「伝える」力を養うために「話す・書き取る・伝える」というインタビュー形式の演習を行いました。演習後は、収集した情報をいかに的確に伝えるかを課題とし、文字数や情報のバランスに配慮しながら抄録作成演習を行いました。
ユニークな演習もあり会場は終始熱気に包まれていました。
ライティングした文章を通して情報を『伝える』のもひとつの手段ですが、今回は五輪招致で一躍注目を浴びている“プレゼンテーション”も重要な『伝える』手段のひとつという事で、講義の中ではプレゼンテーション方法に関するレクチャーもありました。このような、通常のライティング研修にはない西村先生オリジナルの『読んで』・『伝える』講義に、参加者の皆様も真剣に取り組んでいらっしゃいました。
講義終了後には個別に西村先生にご質問される参加者も多く見受けられ、西村先生の密度の高い講義と参加者の関心の高さを改めて感じました。
11月の第3回 IMICセミナーではPubMedセミナーを企画しておりますので、
賛助会員の皆様はぜひ振るってご参加ください。
2013年10月吉日
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