日時：2022年2月17日（木）　13:00~15:00

会場：Zoomウェビナーによるオンライン開催

講師：武蔵国分寺公園クリニック 名誉院長　名郷 直樹 先生

　　　CMECジャーナルクラブ 　編集長

　2021年度第3回IMICセミナーでは、武蔵国分寺公園クリニック 名誉院長　名郷直樹先生に「コロナ禍を通してみた予防の困難さ〜一集団に対するエビデンスをどう個人に生かすか〜」という演題でご講演いただきました。現在多くの人々にとって関心の高いCOVID19についてのEBM講座でした。

　講義の前半では、COVID19についてのエビデンスを中心にご説明いただきました。エビデンス情報の収集方法として、検索のほかSNSの利用を挙げられ、おすすめのアカウント等のご紹介もありました。

　講義の後半では、今回のテーマのまとめに加え、質疑応答をメインとした時間になりました。今回IMICとしては初めてのZoomウェビナーを利用したセミナーで、質疑応答の際は受講者のみなさまにQ&A機能をご利用いただき、先生との闊達な意見交換が見られました。COVID19に関するご質問のほか、講義の感想も随時いただきました。セミナーを通して、集団と個人でエビデンスを分けて考えることの大切さや、基本的人権に則った自己決定といった考え方に対する気づきを得ることができました。

　皆様から頂いたご意見を参考に、次回も皆様に快適に受講していただけるよう取り組んでまいります。今年度も非常に多くの賛助会員様にご受講いただき、誠にありがとうございました。来年度のIMICセミナーも皆様のご参加を心よりお待ちしております。