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MMWR抄訳

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2020/09/18Vol. 69 / No. 37

MMWR69(37):1313-1318
E-cigarette Unit Sales, by Product and Flavor Type — United States, 2014–2020

製品およびフレーバータイプ別の電子たばこの販売個数 ― アメリカ、2014年~2020年

電子たばこが2007年にアメリカ市場に参入して以降、さまざまな製品タイプ(プレフィルドカートリッジベース、使い捨て製品など)とフレーバー付きのリキッド(フルーツ、キャンディー、ミント、メントール、たばこフレーバーなど)を含め、状況は徐々に進展しており、若者における使用の増加も寄与している。電子たばこは、2014年以来、アメリカの若者の間で最も一般的に使用されているたばこ製品である。2019年には、高校生の27.5%が現在、電子たばこを使用していた。CDC、CDC財団、Truth Initiativeは、製品およびフレーバータイプごとのアメリカにおける電子たばこの販売個数の傾向を調査するために、Information Resources社(IRI)の2014年9月14日から2020年5月17日の小売スキャナーデータを分析した。この期間、4週ごとの電子たばこの総売上個数は、770万本から1710万本へと122.2%増加した。製品タイプ別では、2014年9月から2019年8月にかけて、プレフィルドカートリッジ製品の総売上個数の割合が47.5%から89.4%に増加した。2019年8月から2020年5月にかけては、使い捨て製品の総売上個数の割合は10.3%から19.8%に増加したが、プレフィルドカートリッジ製品の割合は89.4%から80.2%に減少した。プレフィルドカートリッジ製品の売上のうち、ミントの売上の割合は、2014年9月から2019年8月にかけて増加したが(0.1%未満から47.6%)、2019年8月から2020年5月にかけて、メントールの売上が増加したため(10.7%から61.8%)、ミントの売上は減少した(47.6%から0.3%)。2014年9月から2020年5月までの使い捨て電子たばこの売上のうち、ミントの売上の割合は増加したが(0.1%から10.5%)、たばこフレーバー(52.2%から17.2%)およびメントールフレーバー(30.3%から10.2%)の売上は減少した。同期間、他のすべてのフレーバーを合わせた売上が増加した(17.2%から62.1%)。電子たばこの売上は2014年から2020年にかけて増加したが、全体および製品やフレーバーの種類によって変動が発生し、これは、消費者の好みや入手しやすさに起因する可能性がある。電子たばこの販売と使用を継続的に監視することは、個人および集団レベルの健康に対する電子たばこのリスクを最小限に抑え、国、州、地域別での戦略に情報を提供するために重要である。若者の電子たばこの使用を防止および削減するための包括的なアプローチの一部として、若者に魅了する製品の革新とフレーバーに対処する戦略を含めるべきかもしれない。

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