ホームIMICライブラリMMWR抄訳2015年(Vol.64)最新情報:エボラウイルス病の流行 ― 西アフリカ、・・・
2015/02/27Vol. 64 / No. 7
MMWR64(7):186-187
Update: Ebola Virus Disease Epidemic — West Africa, February 2015
2015年2月18日のWHOの最新情報によると、2月15日までに報告された西アフリカ3カ国(ギニア、リベリア、シエラレオネ)におけるエボラウイルス病(Ebola)症例(確診例、可能性例および疑い例)は計23,253例、Ebola関連死亡例は9,380例報告されている。研究室レベルでの確診例はシエラレオネにてもっとも多く(8,218例)、続いてリベリア(3,149例)、ギニア(2,727例)の順であった。2月14日までの1週間における1日あたりの確診例はシエラレオネ、リベリア、ギニアにてそれぞれ11例、1例、7例報告されている。1月25日~2月14日の21日間に報告された確診例がもっとも多い地域はシエラレオネの西部地域(107例)およびポートロコ(70例)、ギニアのフォレカニア(64例)であり、ギニアではサーベイランスおよび症例報告システムの改善により、この3週間における確診例の報告が増えている。西アフリカにおけるEbolaに関する最新情報はhttp://www.cdc.gov/vhf/ebola/outbreaks/2014-west-africa/index.html、感染症コントロールおよび臨床ガイドラインに関する情報はhttp:// www.cdc.gov/vhf/ebola/hcp/index.htmlにて入手可能である。
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