一般財団法人 国際医学情報センター 信頼できる医学・薬学・医療情報を適切に提供することによって健康社会に貢献します。

一般財団法人 国際医学情報センター

IMICライブラリ IMIC Library

ホームIMICライブラリMMWR抄訳2008年(Vol.57)セフィキシム400mg錠の使用について-アメリカ、・・・

MMWR抄訳

rss

2008/04/25Vol. 57 / No. 16

MMWR57(16):435
Availability of Cefixime 400 mg Tablets - United States, April 2008

セフィキシム400mg錠の使用について-アメリカ、2008年4月

CDCはNeisseria gonorrhoeae(淋菌)感染症に対してセファロスポリン系抗生物質による治療を推奨している。このクラスの注射剤であるセフトリアキソンは全ての淋病(泌尿生殖器、直腸、咽頭)に、併発症のない泌尿生殖器、直腸淋病に対しては、セフィキシム400mgの経口投与が推奨されている。セフィキシムは2002年7月にWyeth社がアメリカでの生産を中止していたが、2008年4月、セフィキシム(Suprax)400mg錠が再びアメリカで使用可能となった。現在、経口セフィキシムはLupin社により提供されており、Lupin社は2004年2月の承認以降、セフィキシムの経口懸濁液(100mg/5mL)を、2007年4月から同200mg/5mLの製造、販売を行っている。セフィキシムの購入に関してはLupin社から情報が提供されており、淋菌感染の治療に関してはCDCのホームページにて最新情報が提供されている。

References

  • CDC. Update to CDC’s sexually transmitted diseases treatment guidelines, 2006: fluoroquinolones no longer recommended for treatment of gonococcal infections. MMWR 2007;56:332-6.
  • CDC. Discontinuation of cefixime tablets-United States. MMWR 2002;51:1052.

ページトップへ

一般財団法人 国際医学情報センター

〒160-0016 
東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館
TEL:03-5361-7080 (総務課)

WEBからのお問い合わせ

財団や各種サービスについてのお問い合わせ、お見積もりのご依頼、
サービスへのお申し込みはこちらをご覧ください。

お問い合わせ