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MMWR抄訳

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2007/01/26Vol. 56 / No. 3

MMWR56(3):52-54
Participation in High School Physical Education - Ontario, Canada, 1999-2005

高校における体育の出席率-カナダ、オンタリオ州、1999~2005年

学校を基礎とした体育(PE)プログラムは、カナダ保健省が推奨する毎日90分の身体活動を満たす中度あるいは強度の身体活動に若年者を参加させるため、習慣化および組織化された機会を与えている。1999~2005年、カナダのオンタリオ州における高校生(9~12年生)の体育出席率と傾向を調査するために、トロント大学およびゲルフ大学の調査員はOntario Student Drug Use Survey(OSDUS)からのデータを分析した。この報告は、その分析結果を述べており、体育に登録された生徒の割合は1999~2005年に有意な線形減少を示した。女子および高学年の生徒は、PEに登録したり平均的なPEで強度の身体活動に参加することが最も少ないと考えられた。米国と同様、オンタリオ州の全若年者に効果的身体活動を提供するためには、学校、地域、政策立案者が係わる共同プログラムが必要である。この調査のためのデータは、1999~2005年、2年毎に実施される4回のOSDUSから収集された。OSDUSは、カナダのオンタリオ州における若年者の健康を危険にさらす行動率を評価するために、1977年以来Center for Addiction and Mental Healthによって実施されている横断調査である。この報告の全調査サンプルは、1999~2005年の2年毎、データ収集専門家の監督の下に、標準クラスで自記式無記名質問表に記入した9~12年生の13,260人の生徒から編成されている。1999年、2001年、2003年、2005年では、サンプルサイズは各々1,495、1,278、4,693、5,794であった。生徒の記入率は各々76%、71%、72%、72%であり、学校参加率は90%、74%、88%、95%であった。1999~2005年での学年別回答率は9年生で70~77%、10年生で68~76%、11年生で68~73%、12年生で68~76%の範囲であった。1999~2005年、男子生徒は女子生徒と比較してPEに登録し、毎日PEクラスに出席し、平均的PEクラスの期間中に強度の身体活動に参加する傾向が有意に強いと思われた。9年生および10年生は、12年生と比較して、これらの体育関連活動をそれぞれ行う傾向にあり、さらに11年生は12年生よりPEに登録する傾向が有意に強いと思われた。PEに登録した生徒の全体的割合は1999年の70.3%から2005年の60.3%へと減少し、同様の線形減少が性別、学年別においても見られた。PEに毎日出席する生徒の割合は、全体的にも性別、学年別においても有意な線形傾向を示さなかった。

References

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