ホームIMICライブラリMMWR抄訳2006年(Vol.55)西ナイルウイルス活性-米国、2006年1月1日~9・・・
2006/09/15Vol. 55 / No. 36
MMWR55(36): 996
West Nile Virus Activity - United States, January 1-September 12, 2006
この報告は、2006年9月12日山岳部夏時間午前3時のArboNETを通じて、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)調査を要約している。合計36州とコロンビア特別区は、ヒトWNV病1,634症例をCDCに報告した。入手データ921症例(57%)は男性に発症し、患者の年齢中央値は51歳(範囲:3ヵ月~95歳)であった。発症日は1月6日から9月10日の範囲であり、合計52症例が死亡に到った。合計159の推定西ナイルウイルス血症ドナー例(PVDs)は、2006年ArboNETに報告された。159のPVDsのうち、73歳患者の1症例はその後神経障害を呈し、36症例(年齢中央値:46歳[範囲:18歳~67歳])は西ナイル熱を発症した。さらに、WNV感染した死亡カラス2,138羽とその他の死亡鳥類503羽が、2006年に39州とニューヨーク市で報告された。WNV感染は27州でウマ、カンサス州でリス1例、ワイオミング州で未確認動物1例が報告された。WNVセロコンバージョンは、10州の495羽の感染検知用ニワトリ群に報告され、血清反応陽性の感染検知用ウマ5例はモンタナ州で報告された。また、合計7,492のWNV陽性蚊プールが36州、コロンビア特別区およびニューヨーク市で報告された。
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