一般財団法人 国際医学情報センター 信頼できる医学・薬学・医療情報を適切に提供することによって健康社会に貢献します。

一般財団法人 国際医学情報センター

IMICライブラリ IMIC Library

ホームIMICライブラリMMWR抄訳2006年(Vol.55)西ナイルウイルス活性-米国、2006年1月1日~8・・・

MMWR抄訳

rss

2006/08/18Vol. 55 / No. 32

MMWR55(32): 879-880
West Nile Virus Activity - United States, January 1-August 15, 2006

西ナイルウイルス活性-米国、2006年1月1日~8月15日

この報告は、2006年8月15日山岳部夏時間午前3時のArboNETを通じて、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)の調査データを要約している。26州が、ヒトWNV病388症例をCDCに報告した。入手データの214症例(56%)は男性に発症し、患者の年齢中央値は49歳(範囲:2歳から91歳)であった。疾病は1月6日から8月10日までに発症し、13症例が死亡に到った。合計68の推定西ナイルウイルス血症ドナー(PVDs)は2006年、ArboNETに報告された。そのうち20症例はネブラスカ州から、18症例はテキサス、5症例はカリフォルニア、4症例はユタ、3症例はオクラホマとサウスダコタの各州、2症例はアイダホ、アイオワ、ケンタッキー、ミシシッピの各州、1症例はアリゾナ、コロラド、ミネソタ、ネバダ、ノースダコタ、ウイスコンシン、ワイオミングの各州から報告された。68PVDsのうち10症例(年齢中央値:43歳[範囲:18歳~59歳])は、その後西ナイル熱を発症した。さらに、2006年、30州とニューヨーク市において、WNVに感染した死亡カラス1,033羽とその他の死亡鳥類199羽が報告された。WNV感染は、18州ではウマ、カンサス州ではリス1例が報告された。WNVセロコンバージョンは、8州(アリゾナ、アーカンソー、カリフォルニア、フロリダ、ノースカロライナ、ノースダコタ、ユタ)の237羽の感染検知用ニワトリ郡で報告されており、モンタナ州では5例の血清反応陽性の感染検知用ウマが報告された。また合計3,456のWNV陽性の蚊プールは、30州より報告された。

ページトップへ

一般財団法人 国際医学情報センター

〒160-0016 
東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館
TEL:03-5361-7080 (総務課)

WEBからのお問い合わせ

財団や各種サービスについてのお問い合わせ、お見積もりのご依頼、
サービスへのお申し込みはこちらをご覧ください。

お問い合わせ