ホームIMICライブラリMMWR抄訳2006年(Vol.55)西ナイルウイルスの活動-米国、2006年1月1日~・・・
2006/07/21Vol. 55 / No. 28
MMWR55(28): 777-778
West Nile Virus Activity - United States, January 1-July 18, 2006
この報告は、2006年7月18日山岳部夏時間午前3時に、ArboNETを通じてCDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)の調査データを要約している。10州が、合計15のヒト西ナイルウイルス病症例をCDCに報告した。データでは9症例(60%)は男性に発症し、患者の年齢中央値は50歳(9歳から89歳まで)であった。発症日は1月6日から7月8日までで、死亡例は報告されなかった。合計11の推定西ナイルウイルス血症ドナー(PVDs)例は、2006年にArboNETに報告されている。そのうち各2例は、コロラド、ケンタッキー、ネブラスカ州から、また各1例はアイダホ、アイオワ、オクラホマ、サウスダコタ、テキサス州から報告された。さらに、西ナイルウイルスに感染した死亡カラス367羽とその他の死亡鳥類51羽は、2006年に22州から報告された。西ナイルウイルス感染は、7州のウマからも報告されている。WNV抗体陽転が6州(アーカンソー、カリフォルニア、フロリダ、アイオワ、ノースカロライナ、ノースダコタ)の定点監視用ニワトリ33羽に報告されており、さらに525のWNV陽性蚊プールが23州から報告されている。
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