ホームIMICライブラリMMWR抄訳2005年(Vol.54)西ナイルウイルス活性-アメリカ、2005年
2005/08/12Vol. 54 / No. 31
MMWR54(31):769-770
West Nile Virus Activity -United States, 2005
2005年8月9日午前3:00(Mountain Daylight Time)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータの概要を示す。2005年には22州(アリゾナ、アーカンソー、カリフォルニア、コロラド、フロリダ、ジョージア、イリノイ、インディアナ、カンサス、ルイジアナ、ミネソタ、ミシシッピ、ミズーリ、ネバダ、ニューメキシコ、ニューヨーク、ノースカロライナ、ノースダコタ、オハイオ、ペンシルベニア、サウスダコタ、テキサス)でWNV疾患187例が報告されている。データが得られた171例中98例(57%)は男性で、年齢中央値は47歳(4-85歳)、発症日は5月14日-8月4日であった。このうち3例が死亡した。西ナイルウイルス血症ドナー推定例(PVD)は54例(カリフォルニア:25、テキサス:18、サウスダコタ:、アリゾナ:3、アイオワ・ルイジアナ・ミシシッピ:各1)報告されており、このうち11例(年齢中央値50歳[17-77歳])はその後ウエストナイル熱を発症した。さらに32州で死亡カラス1,162羽およびその他の死亡鳥類248羽、21州で馬、1州でイヌ、1州でリスにおけるWNV感染、9州で126のセンチネル鶏群におけるWNVセロコンバージョン、27州で2,493のWNV陽性蚊プールが報告されている。
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