一般財団法人 国際医学情報センター 信頼できる医学・薬学・医療情報を適切に提供することによって健康社会に貢献します。

一般財団法人 国際医学情報センター

IMICライブラリ IMIC Library

ホームIMICライブラリMMWR抄訳2004年(Vol.53)西ナイルウイルス活性-アメリカ、2004年11月9・・・

MMWR抄訳

rss

2004/11/19Vol. 53 / No. 45

MMWR53(45):1071-1072
West Nile Virus Activity - United States, November 9-16, 2004

西ナイルウイルス活性-アメリカ、2004年11月9~16日

2004年11月9―16日、西ナイルウイルス(WNV)症例は、8州(アリゾナ、ジョージア、メリーランド、ミシガン、ミズーリ、ニューヨーク、ペンシルベニアおよびテキサス州)にて31例が報告され、2004年の症例数は40州とワシントンDCで計2,313例となり、うち737例(32%)がカリフォルニア州、390例(17%)がアリゾナ州、276例(12%)がコロラド州での発症であった。データの得られた2,282例中1,339例(59%)が男性で、年齢中央値は52歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―11月4日、死亡例は79例となった。西ナイルウイルス血症推定ドナー例(PVD)は192例(カリフォルニア68、アリゾナ35、テキサス16、ニューメキシコ15、コロラド7、ルイジアナ/オクラホマ各6、ネバダ5、ジョージア+アイオワ4、フロリダ/ミシガン/サウスダコタ各3、ミネソタ/ミシシッピ/ミズーリ/ウイスコンシン各2、デラウエア/ケンタッキー/メリーランド/ネブラスカ/ニュージャージー/ニューヨーク/ノースダコタ/オレゴン/ペンシルベニア各1)報告され、そのうち3例はその後neuroinvasive疾患を、55例[年齢中央値:52歳(17―73歳)]は西ナイル熱を発症した。2004年には、46州とニューヨーク市(NYC)より死亡カラス5,660羽と他の死亡鳥類1,414羽、37州にてウマ、ウイスコンシン州にてコウモリ1羽、ネバダ、ニューメキシコ、ウイスコンシン州にてイヌ9匹、アリゾナ、ワイオミング州にてリス7匹、その他9州にて種不明動物14頭におけるWNV感染が報告されている。また、14州よりセンチネル鶏1,429群のWNV抗体陽転、38州、ワシントンDCおよびNYCより8,263のWNV陽性蚊プールが報告されている。

ページトップへ

一般財団法人 国際医学情報センター

〒160-0016 
東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館
TEL:03-5361-7080 (総務課)

WEBからのお問い合わせ

財団や各種サービスについてのお問い合わせ、お見積もりのご依頼、
サービスへのお申し込みはこちらをご覧ください。

お問い合わせ