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MMWR抄訳

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2004/11/12Vol. 53 / No. 44

MMWR53(44):1050-1051
West Nile Virus Activity - United States, November 3-8, 2004

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2004年11月3日~8日

2004年11月3日―8日、7州(カリフォルニア、メリーランド、ミネソタ、ニューメキシコ、オレゴン、テネシー、テキサス)より西ナイルウイルス(WNV)疾患41症例がCDCに報告された。2004年には、40州およびワシントンDCよりWNV疾患2,282症例がCDCに報告された。このうち737例(32%)はカリフォルニア州、381例(17%)はアリゾナ州、276例(12%)はコロラド州からの報告であった。データが入手できた2,251例中1,318例(59%)は男性で、年齢中央値は52歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―10月31日で、うち77例が死亡した。西ナイルウイルス血症ドナー推定例(PVD)は195例で、このうち68例(35%)はカリフォルニア州、38例(19%)はアリゾナ州からの報告であった。PVD195例中3例はその後neuroinvasive疾患を、48例(年齢中央値:52歳、17―73歳)は西ナイル熱を発症した。2004年には、46州とニューヨーク市より死亡カラス5,562羽と他の死亡鳥類1,401羽、37州より馬、1州よりコウモリ1匹、3州より犬9匹、2州よりリス6匹、9州より未確認動物種14匹におけるWNV感染が報告され、14州よりセンチネル鶏1,409群のWNVセロコンバージョン、38州とワシントンDC、ニューヨーク市よりWNV陽性蚊8,131プールが報告された。

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