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MMWR抄訳

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2004/11/05Vol. 53 / No. 43

MMWR53(43):1022-1023
West Nile Virus Activity - United States, October 27- November 2, 2004

西ナイルウイルス活性-アメリカ、2004年10月27~11月2日

2004年10月27―11月2日、西ナイルウイルス(WNV)症例は、8州(アリゾナ、ジョージア、アイオワ、ミシガン、ニューメキシコ、オハイオ、オクラホマおよびペンシルベニア州)にて10例が報告され、2004年の症例数は40州とワシントンDCで計2,241例となり、うち710例(32%)がカリフォルニア州、381例(17%)がアリゾナ州、276例(12%)がコロラド州での発症であった。データの得られた2,211例中1,295例(59%)が男性で、年齢中央値は52歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―10月21日、死亡例は76例となった。西ナイルウイルス血症推定ドナー例(PVD)は199例(カリフォルニア73、アリゾナ38、テキサス16、ニューメキシコ15、コロラド7、ルイジアナ/オクラホマ各6、ネバダ5、ジョージア+アイオワ4、フロリダ/ミシガン/サウスダコタ各3、ミネソタ/ミシシッピ/ミズーリ/ウイスコンシン各2、デラウエア/ケンタッキー/ネブラスカ/ニュージャージー/ニューヨーク/ノースダコタ/オレゴン/ペンシルベニア各1)報告され、そのうち3例はその後neuroinvasive疾患を、46例[年齢中央値:52歳(17―73歳)]は西ナイル熱を発症した。2004年には、45州とニューヨーク市(NYC)より死亡カラス5,441羽と他の死亡鳥類1,328羽、37州にてウマ、ウイスコンシン州にてコウモリ1羽、ネバダ、ニューメキシコ、ウイスコンシン州にてイヌ9匹、アリゾナ、ウイスコンシン州にてリス6匹、その他9州にて種不明動物14頭におけるWNV感染が報告されている。また、13州よりセンチネル鶏1,345群のWNV抗体陽転、38州、ワシントンDCおよびNYCより7,558のWNV陽性蚊プールが報告されている。

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