ホームIMICライブラリMMWR抄訳2004年(Vol.53)西ナイルウイルス活性-アメリカ,2004年9月15・・・
2004/09/24Vol. 53 / No. 37
MMWR53(37):875-876
West Nile Virus Activity - United States, September 15-21, 2004
2004年9月15―21日、西ナイルウイルス(WNV)症例は、21州(アリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、イリノイ、インディアナ、カンザス、メリーランド、ミシガン、ミネソタ、ミシシッピ、ミズーリ、ネブラスカ、ニューメキシコ、ノースダコタ、オクラホマ、サウスダコタ、テキサス、ユタ、ウィスコンシンおよびワイオミング)にて218例が報告され、2004年の症例数は39州で計1,604例となり、うち507例(32%)がカリフォルニア州、355例(22%)がアリゾナ州、225例(14%)がコロラド州での発症であった。1,541例中897例(58%)が男性で、年齢中央値は51歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―9月14日、死亡例は48例となった。西ナイルウイルス血症推定ドナー例(PVD)は143例報告され、そのうち3例はその後neuroinvasive疾患を、32例[年齢中央値:55歳(17―73歳)]は西ナイル熱を発症した。2004年には、44州より死亡カラス4,188羽と他の死亡鳥類987羽、34州にてウマ、2州にてイヌにおけるWNV感染が報告されている。また、13州よりセンチネル鶏799群のWNV抗体陽転、34州より5,707のWNV陽性蚊プールが報告されている。
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