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MMWR抄訳

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2004/09/17Vol. 53 / No. 36

MMWR53(36):850-851
West Nile Virus Activity - United States, September 8-14, 2004

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2004年9月8~14日

2004年9月8―14日、西ナイルウイルス(WNV)症例は26州(アラバマ、アリゾナ、アーカンソー、カリフォルニア、コロラド、フロリダ、ジョージア、アイダホ、イリノイ、アイオワ、カンザス、メリーランド、ミネソタ、ミズーリ、ネブラスカ、ネバタ、ニューメキシコ、ニューヨーク、ノースダコタ、オクラホマ、オレゴン、ペンシルベニア、サウスダコタ、テネシー、テキサス、およびウィスコンシン)にて195例が報告され、2004年の症例数は39州で計1,386例となり、うち392例(28%)がカリフォルニア州、345例(25%)がアリゾナ州、225例(16%)がコロラド州での発症であった。1,347例中764例(57%)が男性で、年齢中央値は51歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―9月8日、死亡例は35例であった。西ナイルウイルス血症推定ドナー例(PVD)は124例(アリゾナ37、カリフォルニア35、テキサス15、ニューメキシコ11、コロラド5、ジョージア4、フロリダ/サウスダコタ各3、ミズーリ/オクラホマ/ウィスコンシン各2、アイオワ/ルイジアナ/ミネソタ/ネブラスカノースダコタ各1)報告され、そのうち5例はその後neuroinvasive疾患を、27例(17―73歳)は西ナイル熱を発症した。2004年には、44州より死亡カラス3,946羽と他の死亡鳥類868羽、34州にてウマ、2州にてイヌにおけるWNV感染が報告されている。また、13州よりセンチネル鶏690群のWNV抗体陽転、32州とニューヨーク市より5,248のWNV陽性蚊プールが報告されている。

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