ホームIMICライブラリMMWR抄訳2004年(Vol.53)ハリケーンチャーリーに関連した死亡率の検死官による・・・
2004/09/17Vol. 53 / No. 36
MMWR53(36):835-837
Preliminary Medical Examiner Reports of Mortality Associated with Hurricane Charley - Florida, 2004
92年8月のハリケーンアンドリュー以来最大級のハリケーンチャーリーは、2004年8月13日午後3時45分(東部時間)、Cayo Costaに上陸し、9月1日現在、31例の死亡が報告された。死亡例は6―87歳、男性は24名で、死亡原因は偶発的な外傷24例(怪我17、CO中毒3、感電死1、溺死1、2つ以上の因子による死亡2)、自然死6例、自殺1例であった。怪我17例と感電死1例のうち11例は上陸日に死亡し、9例は直接的、2例は間接的(信号の停電による事故、避難先のホテルでの転落)にハリケーンと関係していた。自然死の6例のうち4例は持病の心疾患の悪化、2例は肺疾患の悪化によるものであった。自殺した1例はハリケーンによる家の倒壊を苦にした銃による自殺であった。
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