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MMWR抄訳

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2004/09/10Vol. 53 / No. 35

MMWR53(35):823―824
West Nile Virus Activity - United States, September 1-7, 2004

西ナイルウイルス活性―アメリカ,2004年9月1~7日

2004年9月1―7日、西ナイルウイルス(WNV)症例は、アラバマ、アリゾナ、コロラド、ジョージア、イリノイ、ケンタッキー、メリーランド、ミシガン、ミシシッピ、ミズーリ、ネブラスカ、ニューメキシコ、ノースカロライナ、オハイオ、ペンシルベニア、サウスカロライナ、サウスダコタ、テキサス、ユタ、バージニア、ウィスコンシンおよびワイオミング州にて138例が報告され、2004年の症例数は37州で計1,191例となり、うち330例(28%)がアリゾナ州、326例(27%)がカリフォルニア州、195例(16%)がコロラド州での発症であった。1,163例中663例(57%)が男性で、年齢中央値は51歳(1ヶ月齢―99歳)、発症日は4月23日―8月29日、死亡例は30例であった。西ナイルウイルス血症推定ドナー例(PVD)は98例(アリゾナ37、カリフォルニア20、テキサス10、ニューメキシコ9、コロラド/ジョージア各4、フロリダ/サウスダコタ各3、ミズーリ/ウィスコンシン各2、アイオワ/ルイジアナ/ミネソタ/オクラホマ各1)報告され、そのうち5例はその後neuroinvasive疾患を、24例[年齢中央値:55歳(17―75歳)]は西ナイル熱を発症した。2004年には、44州より死亡カラス3,574羽と他の死亡鳥類749羽、32州にてウマ、2州にてイヌにおけるWNV感染が報告されている。また、13州よりセンチネル鶏640群のWNV抗体陽転、32州より4,657のWNV陽性蚊プールが報告されている。

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