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MMWR抄訳

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2004/07/30Vol. 53 / No. 29

MMWR53(29):661-662
West Nile Virus Activity - United States, July 21-27, 2004

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2004年7月21~27日

2004年7月21―27日、西ナイルウイルス(WNV)症例は、アラバマ、アリゾナ、アーカンソー、カリフォルニア、コロラド、フロリダ、イリノイ、アイオワ、ミズーリ、ニューメキシコ、オハイオ、ペンシルベニアおよびサウスダコタ州にて83例が報告され、2004年の症例数は18州で計265例となり、うち161例(61%)がアリゾナ州での発症であった(次いでカリフォルニア42、コロラド30、フロリダ6、ニューメキシコ5、サウスダコタ4、アーカンソー/アイオワ各3、テキサス2、他9州にて各1例)。265例中143例(56%)が男性、年齢中央値は50歳(1―85歳)、発症日は4月23日―7月23日、死亡例は6例(アリゾナ2、カリフォルニア/アイオワ/オハイオ/テキサス各1)であった。西ナイルウイルス血症推定ドナー例(PVD)は28例(アリゾナ26、アイオワ/ニューメキシコ各1)報告され、そのうち2例(66、69歳)はその後neuroinvasive疾患を、5例(22―63歳)は西ナイル熱を発症した。2004年には、32州より死亡カラス1,513羽と他の死亡鳥類162羽、16州にて馬におけるWNV感染が報告され、ニューメキシコ州ではイヌでの感染も報告されている。また、4州よりセンチネル鶏209群のWNV抗体陽転、18州より1,030のWNV陽性蚊プールが報告されている。

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