ホームIMICライブラリMMWR抄訳2004年(Vol.53)西ナイルウイルス活性-アメリカ,2004年6月16・・・
2004/06/25Vol. 53 / No. 24
MMWR53(24):535-536
West Nile Virus Activity - United States, June 16-22, 2004
2004年6月22日現在、7州より西ナイルウイルス(WNV)疾患32症例(アリゾナ州:20、カリフォルニア州:6、フロリダ州:2、ネブラスカ州、ニューメキシコ州、サウスダコタ州、ワイオミング州:各1)がCDCに報告されている。32例中23例(72%)は男性で、年齢中央値は52歳(9―78歳)、発症日は5月8日―6月7日であった。16例(50%)はneuroinvasive WNV疾患を、14例(44%)は西ナイル熱を発症し、2例(6%)は非特異的疾患であった。西ナイルウイルス血症ドナーの推定例は13例報告され、そのうち1例(69歳)はその後神経侵襲性疾患を、3例(22歳、51歳、52歳)は西ナイル熱を発症した。2004年には、20州より死亡カラス616羽と他の死亡鳥類58羽、6州より馬17頭におけるWNV感染が報告され、4州よりセンチネル鶏65群のWNVセロコンバージョン、8州より129のWNV陽性蚊プールが報告された。
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