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MMWR抄訳

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2004/01/02Vol. 52 / No. 51 & 52

MMWR52(51 & 52):1254-1255
Update: Influenza-Associated Deaths Reported Among Children Aged <18 Years - United States, 2003-04 Influenza Season

最新情報:18歳未満の小児において報告されたインフルエンザによる死亡例-アメリカ,2003~2004年期

10月以降、CDCに報告されたインフルエンザによる小児死亡例は42例[男20女21不明1、年齢中央値4(9週齢-17)歳]で、うち5歳未満の小児が35例(55%)を占め、13例(31%)は6-23ヶ月齢であった。21例は慢性基礎疾患(自己免疫疾患、小児脳性麻痺、染色体異常など)を有していた。侵襲性の細菌重感染は慢性基礎疾患症例では3例(MRSA、S.pneumoniae、Neisseria mengitidis、各1例)、慢性基礎疾患のないことが明らかな21例では5例(MRSA:3例、S.pneumoniae:1例、A群Streptococcus:1例)に発症した。ワクチン接種状況は7例のみで確認され、5例(1歳、14ヶ月、20ヶ月、3歳、8歳)が未接種、2例(21ヶ月、5歳)が接種を1回受けていた。A型インフルエンザウイルスは11例(26%)から検出された。

References

  • CDC. Severe morbidity and mortality associated with influenza in children and young adults-Michigan, 2003. MMWR 2003;52:837-40.
  • Thompson W, Shay D, Weintraub E, et al. Mortality associated with influenza and respiratory syncytial virus in the United States. JAMA 2003;289:179-86.
  • Guarner J, Shieh WJ, Dawson J, et al. Immunohistochemical and in situ hybridization studies of influenza A virus infection in human lungs. Am J Clin Path 2000;114:227-33.

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