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MMWR抄訳

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2003/11/28Vol. 52 / No. 47

MMWR52(47):1160- 1160
West Nile Virus Activity - United States, November 20-25, 2003

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2003年11月20日~25日

2003年11月25日午前3:00(山岳部標準時間)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータの概要を示す。アメリカでは2003年11月20-25日にWNV感染例が10州から98例報告され、うち4州(フロリダ、インディアナ、ミズーリ、テキサス)の10例が死亡した。同時期、死亡鳥類137羽、ウマ41頭、イヌ3匹、蚊23プールでWNV感染が報告された。2003年のWNV感染例は計8,567例(コロラド2,477、ネブラスカ1,727、サウスダコタ1,001、テキサス558、ノースダコタ422、ワイオミング339、ペンシルベニア232、モンタナ222、ニューメキシコ202、ミネソタ145、アイオワ142、オハイオ107、ルイジアナ105、カンザス88、オクラホマ75、ニューヨーク67、フロリダ65、ミシシッピ62、ミズーリ61、メリーランド56、イリノイ52、ジョージア42、インディアナ41、アラバマ33、ニュージャージー31、アーカンソー/テネシー各25、ノースカロライナ24、バージニア23、デラウエア/マサチューセッツ各16、ミシガン15、ケンタッキー14、ウイスコンシン13、コネチカット12、アリゾナ8、ロードアイランド7、ワシントンDC/ニューハンプシャー/バーモント各3、カリフォルニア/ネバダ各2、アイダホ/サウスカロライナ/ユタ/ウエストバージニア各1例)報告されている。人口統計学的データが得られた8,430例(98%)中4,462例(53%)は男性で、年齢中央値は47(1ヶ月-99)歳、発症日は3月28日-11月3日であり、死亡例は199例(コロラド45、テキサス28、ネブラスカ21、サウスダコタ13、ニューヨーク/ワイオミング各8、ペンシルベニア7、フロリダ/ミズーリ各6、メリーランド5、ジョージア/インディアナ/アイオワ/カンザス/ルイジアナ/ミネソタ/ニューメキシコ/ノースダコタ/オハイオ各4、アラバマ3、デラウエア/モンタナ/ニュージャージー各2、アリゾナ/イリノイ/ケンタッキー/ミシガン/ミシシッピ/テネシー/バージニア各1例)であった。推定WNVウイルス血症献血ドナーは737例で、うち627例(85%)は西部および中西部の9州(コロラド、カンザス、ネブラスカ、ニューメキシコ、ノースダコダ、オクラホマ、サウスダコタ、テキサス、ワイオミング)から報告された。完全なデータが得られた605例中6例はneuroinvasive disease、98例はWNV熱を発症した。さらに43州、ワシントンDC、ニューヨーク市で死亡鳥類11,350羽、41州でウマ4,146頭、イヌ30匹、リス17匹、ネコ1匹、未確認動物種32匹、38州、ワシントンDC、ニューヨーク市で蚊7,725プールにおけるWNV感染が報告されている。

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