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MMWR抄訳

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2003/11/14Vol. 52 / No. 45

MMWR52(45):1105- 1106
West Nile Virus Activity - United States, November 6-12, 2003

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2003年11月6日~12日

2003年11月12日午前3:00(山岳部標準時間)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータの概要を示す。アメリカでは2003年11月6-12日にWNV感染例が12州から176例報告され、ルイジアナ州の2例が死亡した。同時期、死亡鳥類39羽、ウマ93頭、イヌ5匹、ネコ1匹、蚊12プールでWNV感染が報告された。2003年のWNV感染例は計8,393例(コロラド2,477、ネブラスカ1,698、サウスダコタ989、テキサス513、ノースダコタ422、ワイオミング339、ペンシルベニア225、モンタナ220、ニューメキシコ201、ミネソタ144、アイオワ143、オハイオ104、ルイジアナ103、カンザス88、オクラホマ75、ニューヨーク67、ミシシッピ62、ミズーリ59、メリーランド56、イリノイ50、ジョージア41、アラバマ33、フロリダ32、インディアナ30、ニュージャージー29、ノースカロライナ24、テネシー/バージニア各23、アーカンソー21、マサチューセッツ16、ケンタッキー14、デラウエア/ウイスコンシン各13、コネチカット12、ミシガン8、ロードアイランド6、アリゾナ4、ワシントンDC/ニューハンプシャー/バーモント各3、カリフォルニア/ネバダ各2、サウスカロライナ/ユタ/ウエストバージニア各1例)報告されている。人口統計学的データが得られた8,256例(98%)中4,251例(53%)は男性で、年齢中央値は47(1ヶ月-99)歳、発症日は3月28日-10月28日であり、死亡例は184例(コロラド45、テキサス26、ネブラスカ21、サウスダコタ13、ニューヨーク/ワイオミング各8、ペンシルベニア7、メリーランド/ミズーリ各5、ジョージア/アイオワ/カンザス/ミネソタ/ニューメキシコ/ノースダコタ各4、アラバマ/ルイジアナ/オハイオ各3、インディアナ/モンタナ/ニュージャージー各2、デラウエア/イリノイ/ケンタッキー/ミシガン/ミシシッピ/テネシー/バージニア各1例)であった。推定WNVウイルス血症献血ドナーは718例で、うち625例(87%)は西部および中西部の9州(コロラド、カンザス、ネブラスカ、ニューメキシコ、ノースダコダ、オクラホマ、サウスダコタ、テキサス、ワイオミング)から報告された。完全なデータが得られた587例中6例はneuroinvasive disease、90例はWNV熱を発症した。さらに42州とワシントンDC、ニューヨーク市で死亡鳥類11,115羽、41州でウマ4,084頭、イヌ26匹、リス17匹、ネコ1匹、未確認動物種31匹、38州、ワシントンDC、ニューヨーク市で蚊7,602プールにおけるWNV感染が報告されている。

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