ホームIMICライブラリMMWR抄訳2003年(Vol.52)西ナイルウイルス活性-アメリカ,2003年7月24・・・
2003/08/01Vol. 52 / No. 30
MMWR52(30) : 713-714
West Nile Virus Activity - United States, July 24-30, 2003
2003年7月30日午前3:00(Mountain Daylight Time)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータの概要を示す。アメリカでは、2003年7月24日-30日に7州(アラバマ、コロラド、フロリダ、ルイジアナ、ミシシッピ、サウスダコタ、テキサス)でWNV感染例32例が報告された。同時期、死亡カラス277羽、その他の死亡鳥類70羽、ウマ36頭、イヌ1匹、未確認動物種1匹、蚊352プールでWNV感染が確認された。2003年のWNV感染例は計44例で、テキサス州(11例)、ルイジアナ州(10例)、アラバマ州(6例)、コロラド州(4例)、フロリダ州(4例)、サウスダコタ州(4例)、アイオワ州(1例)、ミネソタ州(1例)、ミシシッピ州(1例)、オハイオ州(1例)、サウスカロライナ州(1例)において報告されている。人口統計学的データが得られた43例(98%)中27例(63%)が男性で、年齢中央値は55歳(5-87歳)、発症日は5月29日-7月19日であった。さらに36州で死亡カラス828羽とその他の死亡鳥類220羽、19州でウマ90頭、2州でイヌ2匹、未確認動物種1匹、18州で蚊679プールにおけるWNV感染が確認されている。
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