ホームIMICライブラリMMWR抄訳2002年(Vol.51)西ナイルウイルス活性-アメリカ,2002年11月7・・・
2002/11/15Vol. 51 / No. 45
MMWR51(45) : 1026- 1027,2002
West Nile Virus Activity - United States, November 7-13, 2002
2002年11月13日午前8時現在(山岳部標準時間)のWNV調査報告。11月7-13日、検査陽性のWNV関連疾患80例(ミシガン州21、イリノイ州19、ワシントンDC7、アラバマ州5、ミズーリ/ニューヨーク州各4、カンザス/メリーランド/バージニア/ウイスコンシン州各3、コロラド/ルイジアナ/テネシー州各2、モンタナ/ニュージャージー州各1)が報告され、モンタナ州で初のヒト感染例が報告された。期間中、死亡カラス210羽、その他の死亡鳥類294羽、動物では169頭および蚊79プールでのWNV感染が報告されている。2002年のヒト感染例は3,226例[年齢中央値56(1.5ヶ月-99)歳、男性1,719(54%)、発症時期6月10日-10月21日]、死亡例は196例[年齢中央値78(24-99)歳、男性119(61%)]となった。さらに死亡カラス7,522羽、その他の死亡鳥類5,730羽が42州およびDCで報告され、感染哺乳類は37州から8,312匹報告されている。WNV抗体陽転はフロリダ、アイオワ、ネブラスカ、ノースカロライナ、ペンシルベニア、テキサス、NYCの歩哨鶏366群にて確認され、WNV陽性の蚊4,906プールが27州、NYCおよびDCで報告されている。
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