ホームIMICライブラリMMWR抄訳2002年(Vol.51)西ナイルウイルス活性-米国,2002年10月31日・・・
2002/11/08Vol. 51 / No. 44
MMWR51(44) : 999- 1000,2002
West Nile Virus Activity - United States, October 31- November 6, 2002
2002年11月6日午前8 : 00(Mountain Standard Time)現在、CDCに報告された西ナイルウイルス(WNV)サーベイランスデータをまとめて示す。米国では、2002年10月31日-11月6日に検査陽性のWNV関連疾患88例(オハイオ州 : 28、ミシガン州 : 11、ケンタッキー州 : 8、オクラホマ州 : 8、テキサス州 : 8、ジョージア州 : 5、ルイジアナ州 : 4、アイオワ州 : 3、ミズーリ州 : 3、フロリダ州 : 2、ウィスコンシン州 : 2、テネシー州 : 2、メリーランド州 : 1、マサチューセッツ州 : 1、ミネソタ州 : 1、ニューヨーク州 : 1)が報告された。同時期、死亡カラス219羽、その他の死亡鳥類93羽、家畜810頭、蚊45プールでWNV感染が報告された。2002年に検査にて最近のWNV感染エビデンスが確認された患者は、全体で3,507例となった。データが入手できた3,148例の年齢は生後1か月-99(中央値 : 56)歳であり、1,676例(54%)が男性で、発症日は6月10日-10月19日であった。全体で187例の死亡が報告された。死亡者の年齢は24-99(中央値 : 78)歳であった。さらに、42州およびワシントンDCから死亡カラス7,312羽およびその他の死亡鳥類5,436羽、36州から哺乳動物8,143頭、27州から蚊4,827プールにおけるWNV感染が報告された。
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