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MMWR抄訳

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2002/09/20Vol. 51 / No. 37

MMWR51(37) : 836- 837,2002
West Nile Virus Activity - United States, September 12-18, 2002, and Ohio, January 1-September 12, 2002

西ナイルウイルス活性-アメリカ,2002年9月12日~18日およびオハイオ州,2002年1月1日~9月12日

2002年9月18日午前7時30分現在(山岳部夏時間)の西ナイルウイルス(WNV)調査報告。 アメリカ全土 : 9月12日-18日、WNVヒト感染例は440例(イリノイ州107、オハイオ州76、ミシガン州50、インディアナ州36、ミズーリ州23、ミシシッピー州22、テキサス州17、ルイジアナ州16、ニューヨーク州13、ジョージア州11、アイオワ州10、ケンタッキー/ネブラスカ州各8、アラバマ州7、バージニア州6、ミネソタ/ノースダコタ/サウスダコタ州各5、コネチカット/テネシー州各3、フロリダ/マサチューセッツ/ペンシルベニア州各2、コロラド/ニュージャージー/オクラホマ州各1)。期間中、死亡カラス525羽、その他の死亡鳥類509羽、ウマ552頭および蚊プール399でのWNV感染が報告され、コロラド州では初のヒト感染例が報告されている。2002年のヒト感染例は合計1,641例[分析可能な1,371例の年齢中央値55(3ヶ月-99)歳、男性731(53%)、発症時期6月10日-9月11日]、死亡例は72例[年齢中央値79(42-99)歳、男性42(58%)]となった。さらに死亡カラス4,562羽、その他の死亡鳥類3,366羽が42州、NYCおよびDCから報告され、感染哺乳類は31州から2,244匹報告されている。WNV抗体陽転はフロリダ、アイオワ、ネブラスカ、ペンシルベニア、NYCの歩哨鶏191群にて確認され、WNV陽性の蚊プールは25州、NYCおよびDCから報告されている。オハイオ州 : 2002年1月1日-9月12日、オハイオ州保険局はWNVヒト感染例133例を確認している[年齢中央値61(9-98)歳、男性71例(53%)]。無菌性髄膜炎(17例)、脳炎(10例)、髄膜脳炎(1例)または急性弛緩性麻痺(1例)と診断された29例は年齢中央値52(9-86)歳、男性14例(48%)、死亡例は7例[中央値79(68-88)歳、男性5例(71%)]、発症時期は6月27日-9月8日であった。ヒト感染例は州内20郡にて発生、96例(72%)は最も人口の多いCuyahoga郡にて発症(うちCleveland 32例)、州人口10万人あたりの発症率は1.2(Cuyahoga郡7.0、Cleveland 6.7)であった。さらに州内88郡のうち87郡(99%)においてウマ、鳥、蚊でのWNV活性が報告され、鳥類での初陽性は5月19日に確認され、1,643羽の死亡鳥類を検査した結果、855羽(52%)でPCR法によるWNV陽性が確認されている。蚊プールでの初陽性は5月28日、9月11日まで計1,018蚊プールでの陽性が確認され、ウマは49郡133頭で陽性が確認されている。8月1日-9月12日までに、WNVウイルスに関する電話情報へ3,884件の電話があった。

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