2002年8月15－21日、西ナイルウイルス(WNV)による症例が計114例報告された(ルイジアナ州62、イリノイ州14、テキサス州11、ミズーリ州9、ミシシッピー州7、インディアナ州3、アラバマ/オハイオ/テネシー州各2、ケンタッキー州およびNYC各1例)。期間中、死亡カラス458羽、その他の死亡鳥類430羽が確認され、ウマ117頭、蚊318プールでWNV感染が確認されている。2002年、ヒトへの感染は270例(ルイジアナ州147、ミシシッピー州55、テキサス州25、イリノイ州16、ミズーリ州9、アラバマ州5、インディアナ州4、オハイオ/テネシー州各2、ワシントンDC/フロリダ/ケンタッキー/マサチューセッツ州およびNYC各1例)であり、死亡13例[ルイジアナ州8、ミシシッピー州2、イリノイ/ケンタッキー/テキサス州各1、3－94(中央値53)歳、発症期間6月10日－8月14日]であった。さらに死亡カラス1,916羽、その他の死亡鳥類1,567羽が国内38州、ワシントンDC、NYCで、哺乳類の感染は19州で256件報告されている。また、WNV抗体陽転歩哨鶏65群がフロリダ州、ネブラスカ州、ペンシルベニア州、NYCで確認され、WNV陽性の蚊1,105プールが15州(アラバマ、ジョージア、イリノイ、インディアナ、ケンタッキー、マサチューセッツ、ミシシッピー、ネブラスカ、ニュージャージー、ニューヨーク、オハイオ、ペンシルベニア、サウスダコタ、テキサス、バージニア州)およびNYC、ワシントンDCで報告されている。