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MMWR抄訳

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2002/05/03Vol. 51 / No. 17

MMWR51(17) : 371-373,2002
rends in Deaths from Systemic Lupus Erythematosus - United States, 1979-1998

全身性エリテマトーデスによる死亡例の傾向-アメリカ,1979~1998年

全身性エリテマトーデス(SLE)は重篤な自己免疫疾患であり、関節痛を主症状とするためリウマチ性疾患に属し、その致死性は高い(関節炎死亡例の14.5%、45歳以下では44%、1997年データ)。1979年から1998年のSLEによる死亡例を調査したCDCの報告では、死亡者数は1979年879例から1998年1,406例へ増加し、粗死亡率は人口1千万人あたり39から52へと増加している。このうち36.4%を15歳から44歳が占め、女性は男性の5倍以上、黒人は白人の3倍以上高値を示した。黒人女性の死亡率が最も高く、特に45歳から64歳では調査期間中に69.7%も上昇した。原因として診断の遅れや治療が十分に行われていないことが考えられた。

References

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