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セミナーレポート 2014

平成26年度 IMICセミナー第1回

2014/7/2

平成26年度 第1回IMICセミナー

「論文を読み込み使うためのリテラシー ~統計学の威力と落とし穴~」

IMIC賛助会員様限定の第1回 IMICセミナーが開催されました。
今回は「論文を読み込み使うためのリテラシー ~統計学の威力と落とし穴~」と題し、武蔵国分寺公園クリニック院長/CMECジャーナルクラブ編集長の名郷直樹先生にご講演頂きました。

今回も多くのユーザー様にご参加頂きました。

名郷先生のEBM講座は、今回で6回目を迎える大好評のセミナーです。今回は「論文の読み方」に加えて、批判的吟味や結果を多角的に評価する方法を、演習も交えてご講義頂きました。

■「論文の読み方」

前半では、最初に名郷先生から「明確なエビデンスってなんですか」「統計学的な有意差ってなんですか」「臨床的な有意差ってなんですか」といった質問が投げかけられ、参加者同士の活発な意見交換から始まりました。つづいて論文のPECOを読むことについてお話頂き、実際に1件のメタ分析の概要を参照して、PECOを用いて問題を定式化することの演習を行いました。

■「論文の読み方とギャップ」

Coffee Breakを挟み、後半はさらに新しいメタ分析の論文を読んで演習を行い、参加者との意見交換を交えながら研究方法の妥当性と結果の評価方法についてお話頂きました。また、メタ分析のバイアスなどの批判的吟味についてもお話頂き、多様な結果評価があることを学びました。
さらに、個別の患者への適用を考慮して収集した情報を有効に活用することをお話し頂きました。最後に、明確なエビデンスや有意差についての質問に回答頂き、EBMの実践的な考え方を学びました。

名郷先生からの愉快な質問もあり会場は和やかな雰囲気で、活発なディスカッションや実際に論文を読む演習もあり、参加者の皆様も真剣に取り組んでいらっしゃいました。

統計学的な有意差に関して様々な指標がありますが、今回の講義の中ではプロ野球に例えて連勝記録によって危険率を理解するというレクチャーもありました。今回の講義後には参加者の皆様の論文の読み方やエビデンスのとらえ方が変わってくるのではないでしょうか。

講義終了後には個別に名郷先生にご質問される参加者も多く見受けられ、参加者の関心の高さを強く感じました。

次回の第2回 IMICセミナーでは海外著作権セミナーを企画しておりますので、賛助会員の皆様はぜひ振るってご参加ください。

2014年7月吉日

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