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セミナーレポート 2014

平成26年度 IMICセミナー第2回

2014/9/17

平成26年度 第2回IMICセミナー

「All about Copyright 海外著作権セミナー特別講演

 ~国際学術出版機関から見た著作権と資材作成時における転載許諾のポイント~」

今年度第2回のIMICセミナーは9月17日(水)に明治記念館の末広の間にて開催されました。
「All about Copyright 海外著作権セミナー特別講演~国際学術出版機関から見た著作権と資材作成時における転載許諾のポイント~」は、今年1月に大阪にて開催し、大変好評だったセミナーです。東京開催のご要望も多かったため、本年度は東京で開催する運びとなりました。企画時には40名様ほどの参加を想定し、信濃町駅近くの会議スペースを手配しておりましたが、予想をはるかに上回る70名様以上の参加希望により、急遽、明治記念館に会場変更し、約70名様のご参加を得てセミナーを実施することになりました。大阪・東京と2回のセミナーで100名近くの方々にご参加いただきました。
当日はあいにくの曇り空でしたが、参加申込みをいただいた多くの方々にご来場いただきました。講演は、「海外学術出版流通機関の動向」、「学術出版社の経営方針」、「ライセンス処理について」と続き、最後に総括する内容でした。

盛況な会場の様子。講演に対する期待度の高さがうかがえます。

■「海外学術出版流通機関の動向」、「学術出版社の経営方針」

まずは海外学術出版機関の動向から講演は始まりました。普段はなかなか海外出版業界のM&Aや創業の歴史といった話を聴く機会がないということもあり、参加者の方々も興味津々に聴いていました。また海外出版業界は、電子コンテンツへの移行が進んでおり、その経営方針の転換は、著作物の利用促進と不正利用の表裏一体であるという流れから、本題である著作権の内容へとつながっていきました。

IMICのグローバルライセンスディレクター:岩崎 泰人。長年の経験により得た知識を事例を織り交ぜながらわかりやすく話していました。

■「ライセンス処理について」

Coffee Breakの後、いよいよ本題である「ライセンス処理」に関する内容に入ってきました。ここでは規定の順守:安心・安全で正しいライセンス処理の必要性について、事例を織り交ぜながら「ライセンス処理」の現状を解説しました。著名な英文雑誌のTerms & Conditionを取り上げましたが、英文の資料にも関わらず興味深く内容を見ている方が多くいらっしゃいました。

■まとめ

最後に電子コンテンツ利用の今後について触れ、講演は終了となりました。内容の濃い講演だったため、講演時間を大幅に超えてしまい、当初予定していた質疑応答は実施できませんでした。ご質問はアンケート用紙への記入という形になりましたが、非常に多くの質問が寄せられ、反響の大きさをあらためて実感いたしました。

「著作権ライセンス処理の事例紹介」

前回に引き続き、IMICの著作権ライセンス処理業務への取り組みを紹介しました。今回は営業推進部 営業課の加納がこれまで経験したライセンス取得事例の紹介を中心に講演いたしました。こちらの内容に対してもお問合せがあり、各企業の著作権に対する関心の高さが感じられました。

IMICのライセンス取得事例を紹介。

次回の第3回 IMICセミナーではPubMedアドバンス講座を企画しておりますので、賛助会員の皆様はぜひ振るってご参加ください。

2014年9月吉日

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