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MMWR抄訳

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2018/01/05Vol. 66 / Nos. 51 & 52

MMWR66(51 & 52):1393-1397
Sexual Intercourse Among High School Students — 29 States and United States Overall, 2005–2015

高校生の性行為 ― 29州とアメリカ全体、2005年~2015年

性行為の経験のある高校生の割合は1995~2005年にて53.1%~46.8%とほぼ変化がなかったが、その後2005~2015年についてCDCはYouth Risk Behavior Surveys(YRBS)データおよびYRBSを実施し、加重データを有する29州のデータから、全体的傾向および学年別、人種/民族別、男女別に分析を行った。2005~2015年のYRBSサンプルサイズは13,917~16,410、回答率は60%~71%であり、29州(28州:公立高校、1州:公立および私立高校)の2015年のサンプルサイズは1,313~14,837、回答率は60%~81%であった。2005~2015年、性行為の経験のある9~12年生の割合は、46.8%から41.2%へ直線的に有意に減少し、男子(47.9%から43.2%)、女子(45.7%から39.2%)、黒人(67.6%から48.5%)およびヒスパニック系(51.0%から42.5%)の生徒にて同様に有意な減少を認めた。黒人の生徒では2005年:67.6%から2009年:65.2%までは変化なく、その後2015年:48.5%まで減少した。また、この期間、9年生の生徒は全体で34.3%から24.1%に直線的に有意に減少し(男子:39.3%から27.3%、女子:29.3%から20.7%、黒人:55.4%から31.4%、ヒスパニック系:40.5%から25.9%)、黒人の生徒は2005年:55.4%から2011年:48.2%に減少し、その後2015年:31.4%へ急速に減少していた。10年生の生徒は全体で42.8%から35.7%へ有意に減少し(黒人:66.4%から47.3%、ヒスパニック系:46.9%から36.0%)、11年生の生徒は黒人のみ有意に減少し(74.8%から57.2%)、12年生の生徒は女子(62.4%から57.2%)、黒人(80.0%から63.3%)、ヒスパニック系(69.7%から60.7%)にて有意に減少し、女子生徒は2005年:62.4%から2009年:65.0%は変化なく、その後2015年:57.2%へ減少した。また、29州のうち5州にて9年生のみ、9州にて9、10年生、7州にて9、10および11年生、3州にて9、10、11および12年生が直線的な有意な減少を示し、ノースダコタ州およびワイオミング州ではいずれの学年においても減少は認めなかった。以上、2005~2015年にて、性行為の経験のある高校生の割合は全体的に減少し、低学年および黒人、ヒスパニック系の生徒での減少が顕著であった。この傾向はHIV感染、性感染症および妊娠リスクの低下につながるものであり、今後も継続されるべきである。

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