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MMWR抄訳

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2016/12/30Vol. 65 / Nos. 50 & 51

MMWR65(50 & 51):1439-1444
Update: Influenza Activity — United States, October 2–December 17, 2016

最新情報:インフルエンザ活性 ― アメリカ、2016年10月2日~12月17日

2016年10月2日~2016年12月17日におけるインフルエンザ活性の最新情報を報告する。この期間、アメリカではWHOとNREVSSの共同研究室にて177,867の呼吸器検体が検査され、うち5,157検体(2.9%)がインフルエンザ陽性であり(A型:3,786、B型:1,371)、2,210検体(42.9%)はU.S. Department of Health and Human Services地域4(アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ケンタッキー州、ミシシッピ州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、テネシー州)から報告された。また、公衆衛生研究室にて検査された12,496検体では2,103検体が陽性であり(A型:1,930、B型:173)、A型ウイルスのサブタイプは1,824検体にて検査され、A(H1N1)pdm09:95(5.2%)、A(H3N2):1,729(94.8%)、B型は97検体にて系統が検査され、B/Yamagata:39(40.2%)、B/Victoria:58(59.8%)であった。症例の年齢は1,851例にて報告され、0~4歳:140例(7.6%)、5~24歳:608例(32.8%)、25~64歳:599例(32.4%)、65歳以上:504例(27.2%)であった。また、週末が11月19日の週にアイオワ州にて1例がインフルエンザA(H1N2)変異型[(H1N2v)]に感染したが、入院せずに回復し、ヒトからヒトへの感染も認めていない。抗原性の分析ではA(H1N1)pdm09は26検体すべてがA/California/7/2009と類似、A(H3N2)は42検体中39検体(92.9%)がA/Hong Kong/4801/2014、B/Victoria系は6/7検体(85.7%)がB/Brisbane/60/2008に、B/Yamagata系は14検体すべてがB/Phuket/3073/2013に類似し、いずれも北半球の2015-16インフルエンザワクチン成分であった。薬剤感受性検査では検査した205検体[A(H1N1)pdm09:35検体、A(H3N2):123検体、B型:47検体]はすべてオセルタミビル、ザナミビルおよびペラミビルに感受性を示した。ILINet(インフルエンザ様疾患サーベイランスネットワーク)によると、ILIの外来受診者は1.2~2.3%/週であり、週末が12月17日の週は全国基準値を上回り、オクラホマ州およびプエルトリコにて高活性、ニューヨーク市、アリゾナ州、ジョージア州にて中等度活性、10州(アラバマ州、コロラド州、ハワイ州、ルイジアナ州、ミシシッピ州、ネバダ州、ニュージャージー州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、バージニア州)にて低いインフルエンザ活性を認め、プエルトリコでは広範囲、グアム、バージン諸島および13の州では地域的、ワシントンDCおよび26州では局地的、11州では散発的なインフルエンザ活性が認められた。インフルエンザによる入院のサーベイランスネットワーク(FluSurv-NET)データによると、インフルエンザによる入院者数はこの期間676例(10万人あたり2.4)であり、うち約53.1%は65歳以上であった。肺炎およびインフルエンザ関連死亡率は5.4~5.9%であり、流行閾値を超える週はなく、小児の死亡例は報告されていない。

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