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MMWR抄訳

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2015/07/24Vol. 64 / No. 28

MMWR64(28):758-762
Viral Hepatitis Surveillance — India, 2011–2013

ウイルス性肝炎サーベイランス ― インド、2011~2013年

2009年、インド全州における食品媒介性および水系感染を含む流行性疾病に関するIntegrated Disease Surveillance Program (IDSP)が開始された。本報告は、2011~13年にIDSPに報告されたウイルス性(A、B、C、E型)肝炎サーベイランスおよびアウトブレイクについてまとめたものである。2011~13年、計804,782例のウイルス性肝炎症例がIDSPに報告された。そのうち599,605例(74.5%)はA型肝炎検査を行い、44,663例(7.4%)が陽性であった。E型肝炎検査を行った187,040例(23.2%)では、19,508例(10.4%)が陽性であった。740,611例(92%)の原因ウイルスは特定されなかった。各調査年において、報告症例数は6~9月の間にベースラインから17%の増加が認められ、A型肝炎症例の検査室同定数も同様に18%の季節的増加が認められた。3年間に、291件のアウトブレイクに関連し、肝炎15,601例および死亡58例(4%)がIDSPに報告された。全報告例のうち、アウトブレイク関連は1.9%であった。インドの35州のうち23州(65.7%)で1件以上の肝炎のアウトブレイクがあり、5州では20件を超える発生があった。農村部での発生(199件:68%)が、都市部(78件:32%)に比べ多かった。原因ウイルスが特定された163件(56%)のうち、78件(47.9%)はE型、54件(33.1%)はA型、19件(12%)はAおよびB型、12件(7%)はB型またはC型であった。インドにおけるアウトブレイクの原因のほとんどが汚染された飲料水であり、水質と下水道設備の向上および小児のA型肝炎予防接種プログラムの実施が必要である。また、発生要因の特定のためBおよびC型肝炎検査の拡充が必要である。

References

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