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MMWR抄訳

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2015/05/01Vol. 64 / No. 16

MMWR64(16):439-442
Using Electronic Clinical Quality Measure Reporting for Public Health Surveillance

公衆衛生調査のための電子的な臨床品質評価報告の使用

2013年6月までに、アメリカの診療所を拠点とする開業医の3/4は電子カルテ(EHR)を採用している。EHR使用が増加にともない、簡単に検索および収集できる形式で、より多くの健康データが利用可能な患者の人口統計情報と関連付けられる。このことは、医療サービスを受ける集団の健康のモニタリングの使用において、臨床品質評価(CQM)の電子的な報告データの可能性を強調している。Medicare EHR Incentive Programは、認定されたEHR技術の採用および有意義な使用のために、奨励金を提供している。医療提供者は有意義な使用の証明のために、3つの必須のCQMと任意の評価リストからさらに3つのCQMについて報告する必要がある。任意のCQMのいくつかは、社会保険福祉省が取り組んでいるMillion Hearts(2017年までに100万人の心臓発作および脳卒中の予防)の目標と連携しており、そのうち、血圧コントロール評価を報告した医療提供者が最も多かった。そのため、今回は血圧コントロール(評価年において、血圧が適切にコントロールされている18~85歳の高血圧患者のパーセンテージ)について報告する。2011~2013年に、約63,000の医療提供者が高血圧患者間の血圧コントロール達成に向けた進歩状況の評価を1回以上報告し、1,700万人の高血圧患者が該当した。平均で、62%の患者の血圧がコントロールされ、2011年~2013年間(62~63%)で安定していた。3分の1以上の医療提供者で、患者の高血圧のコントロール率がMillion Heartsの目標値(70%以上)を達成した。公衆衛生問題の重要な分野において、公衆衛生調査のためのEHRデータの使用は、よりタイムリーおよび完全なデータ収集を促進し、報告の能率化を可能にすると考えらえる。

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