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MMWR抄訳

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2015/02/06Vol. 64 / No. 4

MMWR64(4):111
Outbreaks of Avian Influenza A (H5N2), (H5N8), and (H5N1) Among Birds — United States, December 2014–January 2015

鳥類間の鳥インフルエンザA(H5N2)、(H5N8)、(H5N1)のアウトブレイク ― アメリカ、2014年12月~2015年1月

2014年12月15日から2015年1月16日の間に、アメリカ農務省は14件のアジア由来の高病原性鳥インフルエンザA(HPAI) (H5N2)、(H5N8)、(H5N1)に感染した鳥の報告を受けた。これらのウイルスはヒトでの疾患の原因としては知られていないが、北アメリカでの出現はアメリカでのヒト感染の可能性が増加する恐れがある。今回報告されたHPAIH5の内訳は、(H5N2):7件、(H5N8):6件、(H5N1):1件で、アウトブレイは北西部の州(カリフォルニア、アイダホ、オレゴン、ユタ、ワシントン)の、5件が家庭内の裏庭の群れ、2件が籠に入った野鳥、7件が野生の水鳥で発生した。裏庭の鳥の群れはHPAI H5ウイルス確認後に処分された。感染した鳥に曝露した24例のうち、1例で曝露後すぐにインフルエンザ様疾患(ILI)を発症したが、インフルエンザ検査は陰性であった。CDCはHPAI H5ウイルスに感染した可能性のある鳥に曝露した人のために、検査および抗ウイルス薬の予防薬のガイダンスを構築している。これらのウイルスについての解明が進むまで、CDCはヒトでの重症疾患に関連するインフルエンザウイルスに対するガイドラインと同様の対応を推奨している。医師および公衆衛生関係者は、最近に病気または死亡した鳥に接触したILI患者には、HPAI H5ウイルス感染の可能性を考慮する必要がある。HPAI H5に感染した鳥に曝露した人は、最終曝露から10日間、ILIを監視し、抗インフルエンザウイルス薬の使用も検討する。さらに、曝露後ILIが出現した場合は、直ちに州の保健部門によるインフルエンザ検査を実施し、また、HPAI H5ウイルスに感染の可能性のある症例はCDCに通告する必要がある。

References

  • Uyeki TM. Human infection with highly pathogenic avian influenza A (H5N1) virus: review of clinical issues. Clin Infect Dis 2009;49:279–90.
  • Gao HN, Lu HZ, Cao B, et al. Clinical findings in 111 cases of influenza A (H7N9) virus infection. N Engl J Med 2013;368:2277–85.
  • Bi Y, Mei K, Shi W, et al. Two novel reassortants of avian influenza A (H5N6) virus in China. J Gen Virol 2015. Epub ahead of print.

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