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MMWR抄訳

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2013/08/02Vol. 62 / No. 30

MMWR62(30):607-612
Vaccination Coverage Among Children in Kindergarten — United States, 2012–13 School Year

幼稚園における幼児間でのワクチン接種率―アメリカ、2012~13学年度

州および地域の学校のワクチン接種の要求は、高ワクチン接種率の維持およびワクチンで予防可能な疾患からのリスクを最小化するために必要である。学校のワクチン接種率および接種免除を評価するために、毎年、CDCは連邦政府資金による予防接種事業からの接種率のデータを分析している。これらの制度は、50州、ワシントンDC、5市、アメリカが関与する8管轄区に適用される。今回、2012~13学年度に幼稚園に入園する小児の48州およびワシントンDCのワクチン接種率と49州およびワシントンDCの接種免除率をまとめた。幼稚園児は、彼らが管轄区の学校入学に要求されるすべてのワクチン接種を受けた場合、各自のワクチン接種に関し最新であると考えられる。学校入学に要求されるワクチン接種は州または地域により変動があった。麻疹、流行性耳下腺炎、風疹(MMR)ワクチンの2回投与はすべての州または地域で要求され、ジフテリア・破傷風・百日咳(DTaP)ワクチンの要求は、3回:2ヶ所、4回:35ヶ所、5回:20ヶ所、水痘ワクチンの要求は、1回:13ヶ所、2回:41ヶ所、要求なし:3ヶ所であった。また、医学的な接種免除は、すべての州または地域で許可されていたが、宗教的理由の免除は46ヶ所、哲学的理由の免除は18ヶ所で認められていた。一方、ミシシッピ州とウェストバージニア州は、宗教的および哲学的理由による接種免除は許可しなかった。全体で、2012~13学年度のワクチン接種率の中央値は、2回のMMRワクチン:94.5%(範囲:コロラド州:85.7%~ミシシッピ州≧99.9%以上)、DTaPワクチン:95.1%(範囲:コロラド州およびアーカンソー州:82.9%~ミシシッピ州≧99.9%)であった。36州およびDCで要求される2回の水痘ワクチンの接種率の中央値は93.8%(範囲:コロラド州:84.6%~ミシシッピ州≧99.9%)であった。49週およびDCの2012~13学年度の接種免除率の中央値は、1.8%(範囲: ミシシッピ州<0.1%~オレゴン州:6.5%)であった。大半の州および地域の学校入学の接種率は、国のHealthy People 2020の目標(接種率95%を維持)を達成または達成に近づいているが、接種率の低下および免除率の上昇は地域内の疾患のリスクを上昇させる。CDCの報告は州レベルの状況の集積であるが、保健部門および学校組織は、地域のワクチン接種率の評価データを使用することが可能である。この地方レベルのデータを基に、地域の健康キャンペーンや親がワクチンで予防可能な疾患のリスクおよびワクチン接種の利益を理解することを支援するための手法を確立することができる。

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