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MMWR抄訳

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2012/06/22Vol. 61 / No. 24

MMWR61(24):449-452
Update to CDC’s U.S. Medical Eligibility Criteria for Contraceptive Use, 2010:Revised Recommendations for the Use of Hormonal Contraception Among Women at High Risk for HIV Infection or Infected with HIV

DCのU.S. Medical Eligibility Criteria for Contraceptive Use,2010の更新:HIV感染リスクの高い女性あるいはHIV感染症女性におけるホルモン避妊薬の使用に関する勧告の改訂

HIV感染リスクの高い女性やHIV感染症女性において予定外妊娠の予防は重要であり、その予防戦略のひとつとして効果的な避妊法へのアクセスの改善がある。2010年、CDCはHIV感染症を含む特定の特徴/病状を有する女性のための避妊法の安全使用に関するエビデンスに基づいたガイダンスとしてU.S. Medical Eligibility Criteria for Contraceptive Use,2010(US MEC)を発表した。最近CDCはホルモン避妊薬の使用とHIV感染・伝播・疾患進行のリスクに関するエビデンスを評価したことから、この評価結果に基づいてUS MECを更新した。この報告は、HIV感染リスクの高い女性/HIV感染症女性におけるホルモン避妊薬の使用に関するUS MEC更新の背景となったこの評価結果の概要、US MECの理論的根拠と作成法、更新内容について述べたものである。新たな勧告は、1)ホルモン避妊薬(混合型ホルモン避妊薬、プロゲスチン単独ピル、デポ酢酸メドロキシプロゲステロン[DMPA]、皮下埋め込み式避妊薬)の使用は、HIV感染リスクの高い女性/HIV感染症女性において安全である(US MECカテゴリー1)、2)コンドーム以外の避妊法を使用する全ての女性は、コンドームの使用と性行為感染症のリスクに関するカウンセリングを受ける必要があるという2点について、以前のガイダンスを支持した。また最近、プロゲスチン単独注射薬の使用と非感染パートナーへのHIV感染/伝播リスクの上昇との関連を示唆する研究と、この関連を否定する研究が報告されていることから、プロゲスチン単独注射薬を使用しているHIV感染リスクの高い女性に対する追加勧告として、プロゲスチン単独注射薬の使用とHIV感染リスクとの関連を示唆する確定的ではないエビデンスが存在することを明記し、コンドームあるいはその他のHIV感染予防法の使用を強力に勧奨した。またHIV感染症/AIDS女性に対する追加勧告として、ホルモン避妊薬と抗レトロウイルス薬との相互作用の可能性について明記した。

References

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