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MMWR抄訳

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2011/09/02Vol. 60 / No. 34

MMWR60(34):1167-1168
Trends in In-Hospital Newborn Male Circumcision - United States, 1999-2010

病院内での新生児男児の包皮環状切除術の動向-アメリカ、1999~2010年

最近の研究にて成人、アフリカ人および男性異性愛者に対する包皮環状切除術によりHIV感染および他の性感染症のリスクが低下することが報告されており、新生児男児の包皮環状切除術(NMC)のルーチン化とNMCによるHIV予防効果が注目されている。アメリカでは病院内でのNMCの実施率は1988~1991年には48.3%であったが、1997~2000年には61.1%に増加している。CDCは1999~2010年におけるNMCの動向をモニターするため、National Hospital Discharge Survey(NHDS)、National Inpatient Sample(NIS)およびCharge Data Master (CDM)のデータを分析した。その結果、1999~2010年においてNHDSでは19,933,000名中11,789,000名(59.1%)、NISでは21,359,690名中12,347,096名(57.8%)の新生児男児がNMCを受けており、CDMでは2,339,760名中1,306,466名(55.8%)が受けていた。NMCの実施率はNHDSでは1999年:62.5%から2008年:56.9%(年間平均1.4%減少)、NISでは63.5%から56.3%(年間平均1.2%減少)、CDMでは2001年:58.4%から2010年:54.7%(年間平均0.75%減少)であった。NMCの実施には保険適応が問題となっており、2009年の時点ではMedicaidがNMCをカバーする州は33州であり、15州では適用されず、2州にて検討中である。

References

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